たるみ治療「テノール」やってみた

 結論だけ読みたい方へ。たるみ治療、まだ効果よく分かりませんのでもうちょっと続けてみようと思います。以上。まだお時間のある方は良かったら続きも読んでください。

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 このところ、ほうれい線が気になって仕方ない。いや、年相応といえばそうなのかも知れない。もう私も四捨五入すれば30歳に差し掛かっている。気にしすぎなのかもしれない。SNSに毒されすぎて、気にしなくて良いことをくよくよと気にしすぎていることも良くある。だが、どうにかならないものか…。まだ諦めがつかない。このほうれい線さえ消えてくれたら私もっとかわいくなるのに!鏡をじっと見ていると、どんどん濃くなってきた気がする。あ、さらに口の横のマリオネット線も濃くなってきた気がする…。

 居ても立っても居られず、美容皮膚科にてたるみ治療をしてもらうことにした。なんだかキラキラした建物の中の、やけに真っ白な部屋に通され、むやみにいい香りのするキレイな女性スタッフが説明してくれた。「テノール」という施術で、高周波だかラジオ波だか不思議な光線を「患部」に当てるとお肌にハリが出てたるみが改善するらしい。今、「患部」とわざわざカッコを当てたのは「ほうれい線は患部なのか?」という疑問のためである。別にほうれい線があったとて何か健康を害するわけではない。日常生活において特別困っていることもない。だから「患部」とされ、私もまた「患者様」と呼ばれることには、おいちょっと待った、私のほうれい線は病気なのか?違うだろ、なあ、と言いたくもなる。
 しかし、ここで「ほうれい線は患部ではない」と意地を張ったとて私の悩みが解決するわけでもない。
 大人しく硬いベッドに転がされ、マシンの滑りを良くするオイルを塗られ、顔に例の摩訶不思議光線を当てられることにした。
 …あったかいな…寝そうだな…いやあっつ…あっついな…でも我慢できるな…我慢した方がいいのか…?その方が効きそうだもんな…「熱かったら言ってくださいね〜」あっ言おうかな…「大丈夫です〜」言いそびれたな…まあいいか…などと考えているうちに終わった。

 摩訶不思議光線を浴びた私の肌は温められたせいか、運動した後のように真っ赤になり、油でテラテラと光り輝いていた。肝心のたるみはというと……よく分からない!これでええんか?というのが正直な感想である。私の不安をよそに、看護師はてきぱきと次の予約を入れ、「またいらして下さい〜」と私を送り出した。効果が出るのはしばらくかかるらしいので、仕方ない、時が経つのを待とうと思う。多分続く!

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