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わたしのワクチンレポート

ワクチン不足が叫ばれているなか、先日、運良く職域接種をしてもらえて、1回目の接種を終えました。

みなさんの身近にもワクチンは届いているでしょうか。


世の中にはワクチンに賛否両論あるようですが、わたしは即決しました。

地元で祖母が入院しており、外部との接触を断つために、もう2年ほど会えていません。病気もあるし、高齢だし、いつまで元気でいてくれるかわからない中で、面会の許可が出る可能性を1%でも高くしておきたいと思ったことが大きいです。


正直、打ちたい人はチャンスがあれば打てばいいし、もちろんリスクがあるから打ちたくない人も、ワクチンなんかいらないよという人もいらっしゃると思います。自由意志です。

「打ちましょうよ」という呼びかけでも、「打たないほうがいいですよ」という警鐘でもないです。


個人差があると連日ニュースで言われている通り、同時期に接種した同僚や友人の話を聞いてみても、接種やその後の副反応については十人十色でした。

ただ、これから打つ予定がある方や、意志を決めかねている誰かの役に立てば…とおもい、あくまでわたしの場合の接種からの時間経過と体調の変化をメモしておきます。(小声:2回目までに自分が忘れそうだからというのも本音です)


まずは前提

・接種したのはモデルナのワクチン
・既往歴はなし
・アレルギーもなし
・アナフィラキシーの経験もなし
・平熱は36.0℃ぴったりなので、37.0℃でそこそこの微熱
・偏頭痛のため、自宅には常に鎮痛剤を複数備蓄
・基本的には7時間の立ちっぱなし、体力系のお仕事。


さきに結論

接種そのものは思っていたよりもあっけない。
接種後は思っていたよりもつらいし、その期間が長い。
接種翌日はお仕事の種類によっては休んだほうがいい。


—————-接種当日—————-

17時 接種
全然いたくない。すごい。
会場のスタッフの方たちも看護師さんたちも、ものすごくテキパキされていて、「ここでは感染させない!」という意気込みがありありと伝わってきました。今日ここに至るまでの色々な人の努力に感動。

17時10分 接種直後
腕全体に軽いしびれを感じる。
体の中に入ったものが広がって、「ジンジンしてきただろ!ストレッチパワー!」みたいな声が聞こえるような、聞こえないような気がする。

18時 (接種から1時間)
肩と腕が痛くなりはじめる。
帰宅中の電車で吊革を掴んだときに、「あれ、筋肉痛みたいだな」と感じて、テレビでよく言っていた反応だなと思い出す。

21時 (接種から4時間)
本格的に接種した腕のあたりが痛くなり始める。
蜂に刺されたような感じがする(刺されたことないけどきっとこんな感じ)。左側を下にしてゴロゴロすると痛いので、ゴロゴロするのをやめる。念のため熱を測ってみると36.5℃なのでちょっと安心。

22時 (接種から5時間)
何となく体が重く、倦怠感が出てきたため、はやめに就寝。


—————-翌日—————-

6時(接種から13時間)
腕の痛みと腫れが大きくなっている。布が触れると痛く、腕が上がらない。筋肉痛よりは四十肩とか、肉離れとかに近い痛み。
はじめて37℃の微熱が出る。倦怠感も続いている。頭痛もあったが、偏頭痛なのでワクチンのせいかはわからない。
カロナールを飲んだら、熱は下がらなかったが、20分ほどで頭痛が消えて、少し気分が楽になったので出勤。

9時(接種から16時間)
37.5℃の熱。いま思い返せばこの辺りが発熱のピークだった。

12時(接種から19時間)
37.2℃の熱。倦怠感から仕事中ぼーっとしてしまい、階段でふらつく場面もあった。出勤したことを真剣に後悔する。

15時(接種から22時間)
37℃の熱。立ち仕事が苦しくなってきたので、上司に相談して事務仕事に切り替える。

19時(接種から26時間)
帰宅中の電車で腕の痛みを再認識する。左手は吊り革の高さまで上がらないし、でも本は読みたいから右手は開けておきたいし、座ったら隣の人の肩が触れて痛いし、倦怠感があるからほんとは座りたいし、四面楚歌。手すりに右手でつかまってぼんやりしながら、なんとか帰宅。

21時(接種から29時間)
37℃の熱。
腕の腫れと痛みが強くなったため、氷で冷やしてみた。腫れと赤みが少し引いたが、痛みにはあまり効果がなかった。

冷やす前はこんな感じ↓(お目汚し失礼します)

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「全然痛そうじゃないし大したことなさそう」と思ったあなた、だけどこれがまためちゃくちゃ痛いんです。別の角度から見たらすごいポコってしてます。本人にとっては大問題。

22時(接種から30時間)
倦怠感が消えず、なんだかすごく疲れたような気がするので、前日に続いてはやめに就寝。


—————-翌々日—————-

6時(接種から37時間)
腕の痛みと腫れがさらに強くなる。熱は36度台になったので一安心するが、倦怠感は続く。昨日出勤したことを本気で後悔したので、大事をとって今日は仕事を休むことにする。

9時(接種から40時間)
倦怠感がなくなってくる。思ったよりも元気な気がして、今日は休まなくてもよかったかもと思い始める。

12時(接種から43時間)
再び37.2℃の発熱。倦怠感もないので不思議な感じがする。
腕の痛みはだいぶ落ち着いてきて、可動域も広くなってきた。腫れはあるが、触って痛いと感じる部分の面積が狭まってきた。

17時(接種から48時間)
37.3℃の熱。12時の状態から特に変化はない。

20時(接種から53時間)
37.2℃の熱。12時の状態から特に変化はない。
鏡を見てみると、昨日に比べて接種した部分が赤くなっている。腫れている部分がわかりやすくなった。

22時(接種から55時間)
37.1℃の熱。なんとなく体が熱くて重い気がしたため、解熱鎮痛剤を飲んだあと、アイスノンをして就寝。


—————-接種から3日目—————-

6時(接種から63時間)
体温が36℃台にもどる。頭痛も倦怠感もない、爽やかな朝
腕も少し腫れてはいるものの、痛みがなくなり、どちらかと言えば虫刺されのような痒さに変わってきた。
「通常運転に戻ったぞ!」感があったので、出勤。
ここで回復宣言とします。



何かのお役に立てれば、わたしも幸せです。お付き合いいただきありがとうございました。

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