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ここだけが金色のイチョウ
近くに所在する桐灰小林製薬藤岡工場の裏のイチョウの木
秋になると金色の美しさを楽しませてくれます
金色のちいさき鳥のかたちして
銀杏ちるなり夕日の岡に
与謝野晶子の歌で「恋衣」が出典です
歌一つで美しい情景がうかび、一枚の絵画を見ているようです
日に当たるイチョウは、歌のとおり金色に染まって鳥が舞って散るようです
![](https://assets.st-note.com/img/1669178308461-CpWRZpKiJO.jpg?width=1200)
日が当たらなくても明るさにそれなりの美しさ
サクラの木の陰に隠れるように
葉桜となったサクラに代わってココロを癒してくれる
![](https://assets.st-note.com/img/1669178767874-FKa3Ol04vn.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1669178797882-rJreHcu7gZ.jpg?width=1200)
イチョウは散る前の美しさを散っても美しさを変えず
見る人の目に優しい
毎年、イチョウが金色に輝くころになると
桐灰小林製薬藤岡工場の
金色のイチョウの彩りを見るのが楽しみ
与謝野晶子の歌を口ずさみます
イチョウはまた、鳥でなく蝶のように風に舞いながら散ってきます
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