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妖麗な花ショカツサイ(諸葛菜)

春の野の道

道の端に淡いうす紫の花が咲いています

ショカツサイ(諸葛菜)という花でこれからが最盛期に入ります

朝陽に淡く輝く

花の起源は、江戸時代に中国にある紫金山から種子が渡来して国内に広まる

当時はそれほど注目されていませんでしたが、関心をもたれるようになったのは戦後だといわれています

戦後は食料不足で食べられるものは何でも食べ、ショカツサイも食べられることがわかり食べたのですね

今は、食べらえるよ、といっても見向きもされません

逆に、本当に食べられるのと疑念をもたれます

それだけ贅沢というかショカツサイなどは目にはいらなくなっています

時代の大きな変革ですね

諸葛菜には別に、紫金草(シンキンソウ)・紫金菜(シンキンサイ)・花大根(ハナダイコン)・紫花菜(ムラサキハナナ)・大紫羅欄花(オオアラセイトウ)などがありますが、今では諸葛菜(ショカツサイ)に代表されています

まとまるようにして咲いている

ショカツサイ(諸葛菜)の名の由来は、三国時代の中国で軍師・蜀漢の丞相諸葛孔明が大軍を率いて野営して戦に臨むときに、兵糧野菜として種の蒔きいて育てたことから諸葛菜いわれたのことです

雨に打たれた花は妖麗

花言葉は、知恵の泉・あふれる知恵・優秀・仁愛・熱狂・癒し

花の色は淡い紫色で、4枚の花弁、雄しべ・雌しべは黄色、他に白い花を咲かせることもありますが、必ずしも白い花が咲くとは限らないそうです

諸葛菜の茎を見ると無毛ですが、毛の量の多いものはケショカツサイといわれています

越年草で、梅雨前には種だけ残して枯れて、春になると一斉に花が咲きます

雨に打たれた方が妖麗さが一層まします

誕生花:2/15・3/14・4/5・4/30・12/12

道の端に咲くショカツサイは淡い妖麗なままでココロを癒してくれます

花言葉にあるように、悲惨な戦の跡地に亡くなった兵士らの魂を慰めるように可憐な姿でも咲いていることから、癒しという言葉にもなったのでしょう

                  参考出典:
                    野田市HP
                    LiLyyand roce


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