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赤城山を一飲みするようなかなとこ雲

知人から赤城山に大きな雲が現れているとの連絡

住宅の屋根越しに見えるキノコのような雲

すぐ近くの田んぼから見ると

赤城山を一飲みするような「かなとこ雲」(2023/7/29PM2:04頃)です

大きな「かなとこ雲」

このような「かなとこ雲」が現れると、ゲリラ豪雨のような激しい雨になったり落雷や突風,雹などに見舞われることが多いので注意することです

金属加工で使われる「金床」によく似ていることから「かなとこ雲」と呼ばれるようになったようです

赤城山の上空の「かなとこ雲」

「かなとこ雲」の下では、繰り返しますが雷が鳴ったり雨が降ったり,雹が降ったりでとても危険な雲の一つといえます

かなとこ雲」は、また地震雲ともいわれています

地震と雲の関係は、気象庁や専門家の間では科学的に立証されてないと存在を否定されています

気象庁は~雲は大氣現象、地震は大地現象で両者は全く違う現象。大気は地形の影響をうけるが、地震の影響を受ける科学的なメカニズムの説明ができていない、地震雲が無いといい切れるのは難しい。また、その関連について科学的な説明がなされていない状態~と地震雲の存在を100%の否定をしていない曖昧な状態が現在まで続いています

地震雲の提唱者は、元奈良市長で自民党の衆議院議員だった地震雲研究者「鍵田忠三郎さん」です。鍵田さんの提唱を支持する学者もいます

国会でも地震雲について議論されたことがあります

「かなとこ雲」は少しずつ変化しています

この「かなとこ雲」が現れてから5時間ごの午後7時34分に栃木県南部を震源地とするM4.4震度3の地震が起きています。偶然とはいいがたい現象が過去にもありますし、経験もしています

巷間でいわれる異常雲の発生が必ずしも地震が起きるとはいい切れませんが、関心をもってみることは楽しさが一つ増え、雲に興味をもつことはいろいろな想像外の、神秘的な自然現象を見せてくれます

積乱雲の湧きあがったときに注意して見ると「かなとこ雲」を見ることがあるかもしれません。「かなとこ雲」に限らず雲はいろいろな天候の移り変わりを見せてくれますので、毎日空を見あげ雲の流れを見ることは楽しいです


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