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ヨーグレットの効果

子供の頃は良く食べてたけど、今じゃたまにしか食べなくなった駄菓子。

中でも「ヨーグレット」は錠剤を包装したパッケージで子供心をくすぐる。昭和54年に発売されたそれは青春の味だけでなく、令和に生まれた子供達にまで親しまれています。

どうやらヨーグレットは過激なお菓子業界の中で生き残ったらしい。

有効成分が含まれていない薬剤を使うことで症状の改善や副作用の出現が見られることをプラシーボ効果と言いいます。

ビタミン剤で病気が改善、ノンアルコール飲料で酔う、高価な薬方が効くなど症状は様々です。

一見お薬のようなヨーグレット。ただのラムネ菓子ではなく、菓子x薬という斬新なデザインによってヒットしたのだと推測できます。

トローチなんかも似てますね。ただ甘いだけではダメ、健康という付加価値があるから大人も安心して子供に買い与えていたのでしょう。

大人になってヨーグレットを食べなくなる理由はただ一つ。不味くないからです。

青汁や葛根湯のように苦みのある癖が白秋漂う身体にはちょうど良いと人は思い込んでいるのです。

いつの間にか駄菓子は不健康なもだ!と思い購入を敬遠しがちです。・・・でも、青春の味は時には人の心を癒してくれます。

日頃くたびれた精神と肉体を癒す。駄菓子は最高の薬なのかもしれません。

追伸

私はコアラのマーチを今も食べ続けています。皆さんの青春の味は何ですか?

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