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「デジタル田園都市」勉強会(前文)

「コロナ対策・デジタル化」の推進により、「過疎から適疎」への見直しも相まって、田舎でも都市並みの所得を得ながら生活していくことを現実とすべく、世の中が動き出してきました。

「デジタル田園都市勉強会」
~デジタル田園都市国家構想と田園都市づくり(DXグリーンライフ)~

 都市の持つ高い生産性、良質な情報と、田園の持つ豊かな自然、潤いのある人間関係を結合させ、健康でゆとりのある「田園都市づくり(DXグリーンライフ)」の構想を進める。
 デジタル社会を推進する中で、どこにいても国民の生活の質が高く維持される「デジタル田園都市国家構想」に基づき「DXグリーンライフ」を実現させる。
 「デジタル・ニッポン2020」  
  ※自由民主党政務調査会・デジタル社会推進特別委員会
   https://dn2020.jp/

◇エベネーザー・ハワード
(Ebenezer Howard:1850 年1 月29 日 - 1928 年5 月1 日)
<田園都市論において自然との共生、都市の自律性を提示>
【Town-Country(田園都市)】
Beauty of nature. Social opportunity.  自然の美。社会的な機会。
Fields and parks of easy access.  簡単に野原や公園にたどり着ける。
Low rents, high wages.  低い家賃、高い賃金。
Low rates, plenty to do.  低い税金、やることはたくさんある。
Low prices, no sweating.  低い物価、重労働はない。
Field for enterprise, flow of capital.  起業のための場所、資金の豊富さ。
Pure air and water, good drainage.  澄んだ空気と水よく整備された下水。
Bright homes & gardens, no smoke, noslums.  明るい家庭と公園、煙やスラムはない。
Freedom. Co-operation.  自由。共働。

◇大平正芳・内閣総理大臣(第68・69代)
(1910 年〈明治43 年〉3 月12 日 - 1980 年〈昭和55 年〉6 月12 日)
<国会施政方針演説(1979 年1月)> 「田園都市国家の構想(1980)」
「私は、都市の持つ高い生産性、良質な情報と、民族の苗代ともいうべき田園の持つ豊かな自然、潤いのある人間関係とを結合させ、健康でゆとりのある田園都市づくりの構想を進めてまいりたいと考えております。緑と自然に包まれ、安らぎに満ち、郷土愛とみずみずしい人間関係が脈打つ地域生活圏が全国的に展開され、大都市、地方都市、農山漁村のそれぞれの地域の自主性と個性を生かしつつ、均衡のとれた多彩な国土を形成しなければなりません。
私は、そうした究極的理念に照らして、公共事業計画、住宅政策、福祉対策、文教政策、交通政策、農山漁村対策、大都市対策、防災対策等、もろもろの政策を吟味し、その配列を考え、その推進に努めてまいります。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2021年は、我が国における「新しい生活様式」構築への第一歩であり、田園都市を目指す人々の理念を実現するための「デジタル化」が推進されなくてはなりません。
 そのための「田園都市DX勉強会」をスタートいたします。

2021年睦月吉日
赤木弘喜

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