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時間軸

女の身体には時間が刻まれていると思う。

それは月経。

個人差こそあれひと月を身体が刻む。

それは妊娠。

十月十日を身体が刻む。

だから、それは何時のことなのか、いつも身体は意識している。

だけど、男の言葉にはいつがない。(ことかある)

まるで、明日の事みたいに、いうけれど、ハルカミライなんてカッコイイバンド君たちもいるけど、時間軸なしに先のことを語り出す。

女は日にちのある言葉が好きだ。

いつかわからないと、とたんに不安にあるのは生理的な生き物のアラームなんじゃないかと思う。

え?何月何日何曜日、地球が何回回ったところの話?と小学生のように詰問したくなるけれど笑

女は(または私が)いつ叶うとも知れぬ夢を追うのが苦手なのも、待ちきれず現実に擦り合わせてしまうのも、男がいつも夢をどこかに持ち続けているのも、願い続けているのも

何かを思うときに時間とセットにする習慣の差異、有無によるんじゃないか。多分太古の昔から男女が生き残るために獲得した能力なんじゃないか。多様性のこの時代に2つの性の差をを語るのは流行んないなと、思う夕餉の時に。


※曲は男女の時間軸を思う時にいつも心に流れる「恋」。若い頃の松山千春に歌って欲しかったが見つからず。



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