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訳あって

別に聞かれてないから
今風に言うなら需要もないから 
言う必要もないんだけど

何故私が時々下ネタや隠語や     あまり女子が使わないであろう単語を
ぶっ込んでるかというと

例えば、ヒリだすとか
シコシコ(文書を)書くとか
マス(目)をかくとか
中折れ(中座)いたしますとか
開帳(開示)するとか

それは、奇をてらっても勿論いるけど

本当は

頭でっかちな文章にならないように
身体性を忘れないように
地に足着けるため
戒める意味で身体に纏わる言葉や症状を比喩として使うようにしているからなんだ

だって文字には重さもない
匂いも体温もない 
どこまでも理屈っぽく
頭上を旋回可能だ

だからこそ?

私に身体があることを忘れて
妄想を暴走させて
頭ん中でこねくり回して
パカッと頭の蓋開けた言葉じゃ

腹には響かない

やっぱり
五臓六腑
腹ん中通して
ウンウン唸って
ブリっと捻り出してこそ

文字に願いをトレースできるし
祈りを籠めることができる

そう思って

ド文系ド文学部卒が

ド真面目なことかいてるつもりなので

ちょっとは遊びがないと読んでくださる方が、息が詰まるだろうと憂慮しておりまして

そう、山椒は小粒でヒリリと辛いみたいに、文章がピリッと締まったらセックスもキモチイイだろうなって笑

思って書いています笑

あーあ
悪ふざけが過ぎるかな笑

いや、照れ隠しなんだ

そもそも論、書きたいのは、言葉じゃない。

そんな目に見えるものは氷山の一角。

あの人の何処が好きなのなんて聞かれて、言葉にしたって、それを寄せ集めたって、その人になんかちっともならない。

その位言葉は足りないんだって分かった上で

言葉になる前の逡巡する思いに形を与えるため

今夜も井戸にひとり降りてゆく


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