阿佐ヶ谷天祖神社

写真を探して久しぶりにアルバムを見ていた
懐かしい結婚式の写真も出てきた

ロックの日に入籍した2人は
7月のミンミン蝉がなくクソ暑い日に阿佐ヶ谷天祖神社で
神前なのにウエディングドレスという
チグハグな結婚式を挙げました。

理由は元夫の母方の祖父が嘗て
阿佐ヶ谷で産婦人科を開業しており
産土神社だとかで縁起が良いと親戚筋も賛成したことや
何より3万円で挙式が可能だったので
安い!と即決しました。

本当は文金高島田という線もあったのですが
高いのと暑いのでやめにしました笑

親戚のおばさんが80年代にバブリーに挙げた結婚式のドレスは
やや黄ばんでいるようにも見えたけど
今は平成なんだけどなあと思ったけど
気のせい、まいっかとタダで借りました。

メイクとヘアは行きつけの美容院の担当さんに相談したら
店に内緒で朝早く店を開けて
僕が安くやってあげるよということになった
しかしどうやらメイクは得意じゃないのか
下地が悪いのか
出来が納得いかなかったらしく、五千円でいいと言われて
何で勝手にダンピングしてくれるのか
腑に落ちなかったけど
まいっか安くなるならと
アリガトネトと首をかしげるお兄さんを背に店を後にしました

ブーケも近所の花屋にカクカクシカジカ相談して作ってもらいました。
その時はとても良いと思ったけど
その後妹の品プリでの結婚式のブーケを見て
あれはブーケではなく
短い花束だったかもしれない
と思いましたが、それも思い出だと思い直しました。

引き出物は何にしましょうかと義母に相談すると
阿佐ヶ谷はうさぎやが有名ねと仰るので
仰せの通りにと、暑いしと水羊羹のセットにしました
引き出物に羊羹って!笑!重たいやろ!


お食事会は両家の親戚とごく親しい友人のみで15人ちょっとか。
2人が行きつけにしていた小料理屋さんを貸し切りにして
お料理を出していただいた。
ここだけはケチらず
飲めや歌えやの大宴会でしたが
まあ1人一万円位だったかと。
お色直し?笑の衣装も妹は大手製薬会社勤務で良い服を持っていたのでワンピースを借りて着た記憶があります。


住んでいる街阿佐ヶ谷で完結した手作り感満載の楽しい結婚式でした。
予算をケチったのは、その後の生活にお金が必要だったから
1日にかける余裕はなかったのです。
彼がインドから帰京して一年経ってなかったかなあ
順調に浦島太郎リハビリ中でしたね笑
何より結婚と同時進行で妊娠がわかったから。

2人から3人の生活を思い描いての結婚式に

写真を見てふと気づく
あれ、私のドレスの裾、めくれてない??
マジ??やだー誰か気づいてよ!!


音楽はジョンレノンのLOVEをカバーした
フジファブリックより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?