“いいショーだった”
堂本光一さん主演 Endless SHOCK
先日はこんな記事を書かせていただきましたが
とうとう私の観劇が11月13日(水)通算2018回めのステージにて終わりを告げました。
お席はS列1番という、端っこマニアの私にとってはもう願ってもない良席!
薄目にして見れば “51” にも見えるような、嬉しいお席でした。
着席しぐるっと場内を見回すと、これまでここで観劇したあの時のことが頭に浮かんできました。
私の最初の観劇は2009年。
まだ光一さんが客席から走ってステージに上がる演出があったころでした。
ちょうどその通路側の席の時は光一さんの走る速さに圧倒されたし、2階席の前から3列目くらいのほぼ中央の席で、フライングで2階に舞い降りた光一さんのお顔を拝見できたこともありました。
最良のお席は1階B列ほぼ中央~
ここはもうダメですよ。
キャストのお顔はバッチリ見えるんですが、そのぶん視点が固定されてしまい、ステージの下手(しもて)が見えにくいという難点がありまして。
しかしその難点をもカバーしてしまう良席、終演後しばらく身動きできなくなる…という現象も。。。
初日や千穐楽という記念の公演にも入らせてもらったなー
初日はお客さんがピリピリしている空気、千穐楽は特別なカーテンコール…
良かった思い出しかありません。
今年の11月公演はSHOCK25年の集大成のごとくの出演者。
ライバル役はKAT-TUN時代に光一さんといろいろあった上田竜也さん
ヒロインには綺咲愛里さんと中村麗乃さんがダブルキャストで。
劇場のオーナー役は女性で長く勤めてくださった前田美波里さん
主人公とライバルの脇を固めるサブ的な位置にはふぉ~ゆ~の4人が二人ずつに分かれて付きます。
末っ子的な位置にはぐっと若い松尾龍くんと、急遽代役として抜擢された松浦銀志くん。
他にも長くSHOCKに携わってくださっている方々が出演されています。
作品のあらすじ等はみなさんで検索してみてください。
まぁとにかく全2幕、約3時間半にわたる作品で、感情がジェットコースターのように揺さぶられる。
今回は特に全キャストのこの最後のシリーズに賭ける気持ちが観客へビシビシと伝わってきて、高揚感がハンパなかった。
キャストの中で海外のダンサーさんのTEAM U.S.Aといわれる4人がいらっしゃるのですが、この人たちの身体能力!!!
あらためて凄いなーと感心するばかり。
ルーディメンタルドラマーの石川直さんや和太鼓のスペシャリストさんも、なんだか今回はものすごい気合だったように感じました。
ふぉ~ゆ~の4人は光一さんと同じくらいのキャリアがあり、光一さんの右腕とも言えるほどの信頼関係。
その4人が揃った公演も久しぶりだったのですが、2幕後半の4人そろっての襷掛けのシーンは圧巻でした!
SHOCKの劇中劇では配役の中でいちばん年齢の若いキャストが何人か抜擢されるのですが、今年は二人、松尾龍くんと松浦銀志くん。
私はあまり知らなかったんだけど、とにかくスキルが凄い!
松尾くんはダンスが素晴らしくキレイ、クラシックバレエのターン?っていうのですか?あれをくるくる何度もキメるのです!
だからなのかそういったシーンがいくつもあり、座長からの信頼があるんだなーって関心したんです。
松浦くんも前回のSHOCKに出演していた尾崎龍星くんが体調不良のための代役で選ばれたと聞いたのですが、どこが代役??ってほどの活躍で、今回しっかり爪痕を残したのではないかな、って思っています。
その年齢の若いキャラの歴代で私の印象に残っているのは岸優太くんです。
幼い顔つきだったけど皆に見劣りしないダンススキル。
終盤にはContinueという歌があるのですが、そこで号泣している姿を忘れることができません!
(私が観劇した公演で号泣しているということは、たぶん全公演で泣いている・・・)
そして。大役のライバル。
光一さんは今年の最後のクールで屋良朝幸さんを指名したかったそうです。
残念だった、ほんとうに残念。
このSHOCKでのライバル役といえば屋良くんだったと私も思う。
だけど寸前で屋良さんは旧ジャニーズ事務所を退所された。
屋良さんも年齢的にチャンスを狙っていたのだと思う。
その想いは誰にもどうしようもない。
いろいろな要因が重なってしまったこの偶然。
上田くんのライバルも対照的で個性的でカッコいいのだけれども、
わたし的には屋良くんが飛び抜けての地位だったんだなー
そこはちょっと残念だったけれども、例えば佐藤勝利くんや中山優馬くんのライバルも、それぞれ個性的なものであったから最後のSHOCKがこれほど感動的な作品に仕上がったんだとも思う。
とにかく。
この11月の公演はすべてが最高な公演だった。
すべての出演者が最高のスキルをもって1シーン1シーンを全力で演じた
カーテンコールの幕が下りたとき、私の心の中にあった言葉は
劇中に出てくるその言葉。
“いいショーだった”。。。
この一言に尽きました。
今公演の大千穐楽は全国の映画館100館でのライブビューイングが予定されています。
私も見届けたいと思ったのですが、諸事情によりチケットを取ることを断念しました…
代わりにどなたか、その時間を上映館で過ごすことができる!っていう方がいらっしゃれば本望!
残りは10公演!
名残惜しいけれどもキャストの皆さんが心血を注いだ作品が、最後までしっかりと上演されること、心よりお祈りしています!