映画レビュー スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 *ネタバレあり

ミュージカル映画は元々すごく苦手で、評価が高い名作といわれるものでも、基本的に序盤で切ってしまってみたことがない自分でもおもしろかった。個人レーティング7~8/10くらい。

ミュージカル映画が苦手な理由を自己分析してみると、おそらく映画の世界にのめりこみたいのに突然歌いだしたり、現実にしないことをすることへの抵抗があったのかなと思う。

ではなぜこの映画はみれたかというと、グロとストーリーのおもしろさでミュージカルがかき消されていたからかもしれない。ジョニー・デップの裏切らなさもすごい。ヘレナ・ボナム=カーターというハリポタのヴォルデモートの手下の女役をやっていた人もでていて、同じくらい演技もうまく、はまり役だった。

あとストーリーがかなり自分好みだった。
てはじめに、理髪師が妻と子どもを権力者にとられてしまい、島流しにされて、復讐を胸にイギリス本土に名前を変えて帰ってくるというダークなところに惹かれた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%89_%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A1%97%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%81%AE%E7%90%86%E9%AB%AA%E5%B8%AB
あらすじは書こうとしたけどだるいのでwikipediaのリンクを貼っておきます。

以下よかった点

・ジョニー・デップ。これだけでも見る価値があるという人は結構いるんじゃないだろうか。
・全体的にダークな雰囲気。やっぱりイギリス映画はこうでなくっちゃと思っている自分のような人間に刺さる。
ヘレナ・ボナム=カーター。演技がとてもうまい俳優。
・ストーリー。最後にどんでん返し要素あり。

良くなかった点(超個人的)
・恋愛要素
これは好みが別れるところだと思うが、自分はミュージカルとか恋愛とかは求めてなかったので無くてよかったかなと思った。ストーリー的にも削ろうと思えば削れたような気がする。

・普通にあっても気にならなかったので良くなかったという表現は正しくないかもしれない。別解的なイメージ。

ティム・バートン監督の映画はダークな雰囲気がすごくいいなーとあらためて思った。

最後に、この映画をみるときはパイを食べながら観るのはやめましょう。



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