『溶鉄のマルフーシャ』創作関連の話など：創作のための戦訓講義66

事例概要

発端

マルフーシャのパン屋設定は少女前线シリーズ原点であるこの作品へ最大限の敬意と、
最強のパン屋偵察兵がいるあの作品から来ています。
銃持った強い女性主人公はパン屋関連っていうお約束が出来たら面白いなぁ。

— hinyari9 (@hinyari9) March 1, 2024

※製作者の発言。

溶鉄のマルフーシャ本日配信開始しました！
コンシューマ版はKOKIA様書下ろし「I'll be there」OP映像追加されております。
■Switchhttps://t.co/mM2H1cyMBx
■PS4https://t.co/P3sx8QF29F
■PS5https://t.co/6q6eBKz4Yp
■Xbox Onehttps://t.co/q2asiA5g52
■Steamhttps://t.co/c6DnhzdSNt https://t.co/S0EZGGzz5O

— hinyari9 (@hinyari9) April 6, 2023

※『溶鉄のマルフーシャ』はディストピアな世界で徴兵された主人公が戦いながら税金を納めたりするゲーム。続編も制作中とのこと。

ドルフロについて

※作者発言の『少女前线』とは『少女前線』、日本では『ドールズフロントライン』としてリリースされているゲームのこと。

『逆コーラップス：パン屋作戦』3月22日発売決定！

ドルフロから30年後、霧のようにこの世界から跡形もなく消え去っていた「三女神計画」の一人「ジェフティ」が発見され、秘密裏に彼女を捕らえて南極に移送するために、南連の諜報員が作戦開始。

コードネーム「パン屋」#パン屋作戦　#ドルフロ pic.twitter.com/aB2vmfmJTM

— 逆コーラップス：パン屋作戦公式 (@Re_Collapse_JP) March 1, 2024

※ドルフロ製作陣の初期タイトルリメイクの模様。ここの「パン屋」がマルフーシャのモチーフになっているという話だろう。

戦場のヴァルキュリア

※過去のSRPGタイトルの模様。

戦場のヴァルキュリア

アリシア・メルキオット

※おそらくアリシアというキャラのことを言っていると思われる。

パン屋が徴兵されるということ

真剣に考えて
パン屋の娘が銃を取らなきゃいけない状況ってのは絶望な訳です

普通にやってれば食いっぱぐれる事のない食品製造業が、武器をとって前線に出ると言うのは
端的に「祖国への侵略」「住んでる街は戦火に呑まれて消えた」「食糧流通網の崩壊」を意味します

ここからペイバックなわけです https://t.co/Vj0y8k3itt

— 西風 遙 (@nisikazeyou) March 1, 2024

※マルフーシャは門の警備をしており、ゲーム中では宿舎が襲撃されるケースもあるようだ。

※それだけ絶望的な状況の表現として「食品製造業の従業員が徴兵されている」という。

名前の由来

溶鉄のマルフーシャ

※マルフーシャや続編で主人公予定のスネジンカなど、主要人物は宇宙へ飛ばされた実験動物の名前がモチーフのようだ。

個人見解

　ドルフロは世界観こそ好みだったが、ソシャゲ慣れしていなかったり、SF世界についていけなかったりとあって脱落してしまった。イベントでメインシナリオが進行し始めたのも要因ではあるので、買い切り作品らしい新作は楽しみである。

　『溶鉄のマルフーシャ』も様々な媒体で遊べるうえ簡単な操作の作品のようなので、いずれプレイしたい。

　こうして好きな作品のインスピレーション元から逆流して新しい作品を探してみるのも面白いだろう。