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SFプロスペクトTop30+α(2024年4月末版)

↑を読んだとき「はぁ??💢💢💢」となる部分が多かったので簡単に言うと異常対抗です。(流石にKeaton Winnはもう卒業させろよ…)
主に昨シーズン〜今までの試合を見てきての自分なりの評価となります。Harrisonは卒業とします。

1. Carson Whisenhunt LHP AAA

PCLの選手特有の積極アプローチに結構やられてますがやはり投げてるボールは一級品、三振はしっかり奪えているのであとは四球を減らしてほしいところ。
懸念点はマイナーであれだけ空振りを奪っていたLanden RouppのカーブがMLBでは空振り奪えていないのを見て彼のチェンジアップも大丈夫なのか…?と不安になっています。

2. Bryce Eldridge 1B/(RHP🧐) A-

これを見てくれ、説明は以上です。謎の離脱したけど怪我には気をつけてねという気持ちでいっぱいです。

3. Marco Luciano SS AAA

流石にここです、最近やっとAAA今シーズン初HRが出ましたがインコースでもアウトコースでもなんでも流してしまいHRが増えないです。特にインコースは普通の打者なら詰まっているようなミートをするのでそりゃHR打てないな…と見てて思います。
打球速度や四球率は優秀な数字が並んでいるのでアーメドと上手く移行できれば。

4. Rayner Arias OF Rk

RKがまだ開幕していないため今のとこ出場はないです。Eldridge,Martinや来年契約予定のJosuar de Jesus Gonzalez、また同世代の今後指名される今大学生と黄金時代を築いてもらいたいです。

5. Walker Martin SS/2B Rk

説明としてはRayner Ariasと変わらないですが、彼の場合はマイナースプリングトレーニングで結構打ってたので(動画のみ)状態はいいのかなと推測するしかないです。Eldridgeや(以下略

6. Mason Black RHP AAA

最近AAAで好投が続いています、例年よりしっかりゾーン内に投げ込めているおかげであまり四球を出していない結果だと言えます。
SnellがIL入ったんならBlackを上げて、RouppはAAAで先発調整させて欲しかった…

7. Hayden Birdsong RHP AA

仕上がりすぎ、SFには少ない綺麗な4シームを高めに投げて空振りを奪ういわゆる本格派、4シームも95マイルをコンスタントに投げ込んでいるのでゾーン高めに投げれば現状AAの打者ではまともに捉えらていません。
スライダーも空振りを奪えカウント球にカーブ、他にチェンジアップも投げることができ先発として球種も十分と言えます。
この手の投手に多い明らかな高めへの抜けが少なくなればなるほど今後も抑えていきそう。

8.Landen Roupp RHP MLB

今季MLBデビューを果たしました、去年までは先発として起用されていましたがチーム事情もあり主にリリーフ起用。
彼の特徴といえばなんと言ってもやはり回転数3000に迫るカーブですがMLBの打者相手には思ったよりも空振りを奪えず。去年彼の投球を見てきた自分としても「やっぱMLBの打者ってすごいんだな…」と、驚くばかり。その代わりにリリーフ起用ともあってシンカーの出力が思ったよりもいいです。

彼の将来を考えると先発で使いたく、現に先日先発調整のためAAAに降格したのですがSnellのIL入りに伴い1日で緊急昇格。
正直カーブがあまり通用してない現状を考えるとこのままMLBでリリーフ起用していてもチームとしての旨みがあまりないように感じるのでまた下でじっくり鍛えてもらいたいですが。。。

9.Joe Whitman LHP A-

去年のドラフト時大学生ナンバーワンLHPと評価されていた彼は昨シーズン早々にRkを卒業しA-でもまずまずの成績を残しましたが現在は少し調子を落としています。

94-96マイルの速球とスライダー、チェンジアップの3ピッチピッチャーで特にスライダーの評価が高く右打者相手にも空振りを奪えています。
マイナーキャンプでも調子は良かったのですがシーズンが始まると素人目で見ても球を操れておらずBB/9が9.88と危険領域に達しています。投げてる球は一級品なのですぐ立て直してもらいたいですが。。。

10.Erik Miller LHP MLB

現在絶賛デビュー中です、平均96マイルMAX100マイルにも達する4シームとスライダー、チェンジアップを持ち球としています。

右打者に対してはチェンジアップ、左打者に対してはスライダーと主に打者から逃げる方向の変化球で三振を奪っています。案外四球も出しておらず奪三振率も上々なのですが、やはりMLBの打者は彼のような球でも甘いところに来るとハードヒットしてきます。
LHPとして十分すぎる球速なので制圧型のリリーフになってもらうべく、今シーズンはMLBの舞台にまず慣れていってほしいです。(メルビン変なところで使わないで…)

11.Randy Rodriguez RHP AAA

現在PCLで無双しております。
平均97マイルの4シームとスライダーを主に操るリリーフ投手で、どちらの球種もとてもハイレベルです。
4シーム、スライダーともに回転数が高く4シームは平均2600、スライダーは2700と空振りを奪えるはず…なのですが思ったより三振数を稼げていません。
与四球が明らかに減っているので活躍には納得なのですがMLBでは痛打されるのかな…と考えています(Rouppのトラウマ)

12. Reggie Crawford LHP AA

元二刀流の一昨年1巡目指名選手。現在は左のリリーフ候補。
去年のAFLで三振率50%超えを記録し、見事に野手失格の烙印を押されました。
ただ投手としてはMAX100マイルの4シームとスライダーのほぼツーピッチでどちらとも質の高い球種となっています。チェンジアップも投げますがそれでもやはり3球種で出力も考えると先発は厳しそう…
左のリリーフも貴重なので今となってはもうこのままシーズン完遂してくれよという気持ちです。

13. Trevor Mcdonald RHP AA

昨年A+で圧倒的な成績を収め、シーズン終了後にはルール5対策で40人枠入りします。スプリングトレーニングでもMLBの打者相手に投げ、このまま今年デビューするかな?とも思いましたが緊張していたのか彼の長所でもある制球が乱れ、四球を出しそのまま崩れるというらしくない投球に終わりました。
「まあまだ若いしこれからだな」と思っていた矢先股関節の怪我で開幕から現在までIL入りしています。

ピッチングとしては主に最速98のシンカーでゴロの山を築く投手で、最近のSFのトレンドにも合っています。他にはスライダー、カーブを投げ四球は滅多に出さないです。
正直今年中のデビューは厳しいのかもしれませんが復帰後はAAなのでSFエース黄金ルートのPCLすっ飛ばしデビューに期待です。

14.Tyler Fitzgerald UTL MLB

去年デビューしたSFには貴重なUTL。投手と捕手以外のポジションは全て守ることができます。
身体能力に優れスプリントスピードはMLBでも上位2%、バッティングもパンチ力があり外野守備もその走力を活かし広い範囲を守ることができます。
去年まではなんでも振る典型的なフリースインガーでしたがSTから今までボールを待つということを念頭に置いて打席に入っているように見えます。今のところバッティングも好調で積極的に次の塁を狙う姿勢も素晴らしいです。
ただ与えられる打席数がまだ少ないせいかSTでできていた四球を選ぶということができておらず見逃し三振が増えているということ、あと2B/SS守備においてダブルプレーで塁を踏み忘れるなどのイージーミスが見られます。ですが時が経つにつれて改善していきそうな課題ですので今後が楽しみです。

15. Diego Velasquez SS/2B A+

バットコントロールに優れ毎年3割近い打率が期待できるスイッチヒッター。
20歳にしてA+に昇格した彼はヒットを量産しています。パワーレスのためあまりHRは打てませんが外野のギャップを抜き2塁打や3塁打の長打を狙うため独特な形状をしたオラクルパークにあった打者といえます。
またこのようなアベレージヒッターながらカウント管理に優れ四球を選ぶ能力に優れます。足はそこそこ速く塁に出ると積極的に盗塁を仕掛けます。
守備ではハンドリングは良いですがSSとしては肩が弱くレンジも狭いため将来は2Bに移るだろうと言われています。

16.Juan Sanchez LHP AAA 

平均94マイルの4シーム、シンカーその他スライダー、チェンジアップを操る左腕リリーフ。クローズドな体勢から投げ込むのはライアンウォーカーの左版のよう。
それぞれの球種はどれもハイレベルで捉えることは難しい。ただ操れない時は抜ける時が多く簡単に四球を出してしまう。
STでもMLBの選手相手でも結果を残しているため今シーズンの昇格の可能性が高い。

17.Maui Ahuna SS A-

昨年ドラフトの4巡目指名選手。優れたSS守備が評価されており、将来のゴールドグラバーとも。彼のスピードは守備範囲には活かされているが盗塁はあまり仕掛けない。
バッティングでは大学時代同様三振が多いがオフに20ポンド(9kg)増量しスイングも鋭くなったが現状あまりボールはバットに当たっていない。

18. Vaun Brown OF AA

23歳入団のオールドプロスペクト。体格に優れパワーとスピードを両立する。2022年に打率.346 HR23本 盗塁44と大ブレークしたがAA昇格後はコンタクトに苦戦する。現在は三振も多く当たっても詰まったフライが多い。スピードは去年単独ホームスチールを決めるなど
CF守備もスピードを活かし、レンジが大きく上手いと言えるが現在はチーム事情もあり両翼がメイン。

19. Carson Ragsdale RHP AA

なぜどこの媒体も彼を入れない。自分のお気に入りの投手です。
平均94マイルの4シームと縦に鋭く曲がるカーブで三振の山を築きます。2021年の1月にPHIとクーンロッドとのトレードでSFに入団します。
最初の1年こそ113イニングを投げましたが2022,23年ともにそれぞれTOSと前腕の手術でほとんど投げられませんでした。
今年は開幕から元気に投げているようですがレベルが上がり、制球に苦しんでいる様子が見てとれます。

20. Wade Meckler OF AAA

自分のお気に入りのプロスペクトですが開幕と同時にIL入り、怪我の部位は発表されていないのでわかりません。
昨年のデビューではストライクゾーンに手こずったり長打が打てず足を活かせなかったり守備でもあまりパッとせず…ただSTでは打ちまくり、これイジョンフとのレギュラー争い大変だぞ?と思いましたが…とりあえずまず復帰してほしいですね。部位がわからないのでヤバいのかどうかもわからないですし。
将来的には左右逆ですが今のSlaterのポジションである外野のプラトーン(対右スタメン)になってくれればと思います。

21. Cole Foster 2B/SS A-

昨年ドラフトの3巡目指名選手。中距離打者で毎年.270 15〜20本を狙える選手になるという見込み。去年デビュー時は三振が多かったが今年は適応したのか優れたアプローチを見せている。
平均以上のスピードは持っているがなかなか盗塁をしない。今はチームメイトにAhunaがいるため主に2Bを守っている。SSとしてはレンジに物足りないと感じさせられるが、2B守備は堅実でまた肩もある程度あるため3Bも守るUTLを期待されている。


22. Grant McCray OF AA

2019年ドラフト3巡目指名選手。2022年に見せた23本43盗塁という成績が彼を表しておりパワーとスピードに特化した選手です。
特にスピードは去年も52盗塁を記録するなど目を見張るものがあり、CF守備にも活かされております。打席でのアプローチは典型的な待ち球タイプで四球を多く選びます。ただその分三振も多くK%は毎年30%を超えるほどとコンタクトの面でまずい面を見せています。
CF守備はとても上手く、範囲も広大でありまた肩も強くトップクラスと言っても過言ではありません。
魅力的な選手ではあるのである程度三振数を改善してもらいたいですが毎年言っている状況です。

23. Victor Bericoto OF/1B AA

Marco Luciano、Luis Matosと同年にIFAで獲得した選手。去年27HRと大きく評価を上げた選手でありその成績の通りパワーに優れています。打球速度はMLBレベルで見ても速く右の大砲候補を求めているチーム状況にフィットする。
ただ昨シーズン〜のAA昇格後からはAAの投手の変化球についていけず三振率が危険な領域へと達している。
またOF守備は肩は強いが打球判断、ルート取り共に怪しくまた足も遅いため将来的には1B以外は守らせられないだろう。
そのためにも打撃の向上がなおのこと必須になるが野手専念のEldridgeもいるため彼の状況は厳しくなっていきそう。

24. Jhonny Level SS DSL


2024年IFAで獲得したての選手。スイッチヒッターで両打席ともバレルに打つ能力に優れる。またスピードもありSSに十分な肩もあるとされているがCFの方がよりその能力を活かせられるとも。とりあえずまずはDSLで頑張ってほしいですね。

25. R.J.Dabovich RHP AAA

最速98マイルの4シームと縦に鋭く曲がるカーブが武器のリリーフ投手。昨シーズンは股関節手術の影響でほぼ全休。球速は変わらないですがよく抜けてコマンドが定まっておらず四球を多く出しています。
4月上旬に投げた以降、出場がないため調整をしている可能性が高いです。

26. Adrian Sugastey C AA

27. Onil Perez C A+

この2人はほぼ特徴が同じなので同時に紹介します。巧打かつ強肩の捕手です。
どちらも三振四球ともに少なく、パワーレスで単打を稼ぎます。Perezの方は今年比較的長打も打ててますがレベル上がるとSugasteyのような成績になるのだろうなと。
なぜSugasteyの方を上にしたのかといと守備面です。どちらも肩は強いのですがOnilはキャッチング面でまだ不安が残りパスボールも多く見られます。捕手としてレベルアップするにはリーグで見ても比較的レベルの高いAAの投手を受けた方がいいとも思います。
この2人のうちどちらかが控え捕手としてデビューしてくれたらなと思ってます。

28. Kai-Wei Teng RHP AAA

今季デビュー済みの台湾出身の投手。Snell降板後のスイングマンとして期待されていました(??)がコマンドが壊滅的。シンカー、スイーパーともに球質は優れているのですが流石にレベルが上がると厳しい。降格したAAAでも低調なピッチングが続いています。
チームとして先発はもう諦めた感があるのでとりあえずAAAでリリーフでできるくらいに改善、調整してもらいたいです。

29. Ben Madison RHP A+

スライダーの質が凄まじく、投球のほとんどがこの球となっています。4シームも最速96マイルであり、この2球種でK/9が18超えと凄まじい投球をしています。
コマンドも年々改善傾向であり、1イニング限定のリリーフならば大丈夫かなと言える程度。かと言ってもまだまだ4シームの抜けがありそこから崩れることが去年多かったため昇格してからの課題として取り組んでもらいたいです。

https://youtu.be/OXsOnRsTGV0?si=vCMHvBPkY9R515KK

30. Seth Corry LHP A+


入れました。これは贔屓票も入っていますが4月末版なんで。
2019年に26先発防御率1.76で大ブレークした左腕は2020年のマイナーリーグが全休したことにより1年のブランクが空いてしまいます。
そこから去年までなかなか元の状態に戻せませんでしたが今年ついに復活します。
リリーフに転向しましたが彼の強みである4シームと曲がりの大きなカーブのコンビネーションはなかなかバットに当てられないものとなっております。
マットムーアのルーキーシーズンのようなキャリアを期待していましたがこのまま成長していきまさに最近のマットムーアくらいの左の中継ぎになってもらいたいです。


惜しくも入らなかったが…

という選手を列挙していきます。

AA

Ryan Murphy
Tyler Myrick
Brett Auerbach

A+

Dylan Cumming
Tyler Vogel

A

Josh Bostick
Cody Tucker

見事に投手ばっかり…





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