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2024年SFドラフト指名選手
ドラフト、終わりましたね。一応SFの指名選手がどんな感じかは一通り見たんで気になる選手をちょっと取り上げていきたいと思います。(契約結果前のnoteです。)
TibbsとかJordanは自分が紹介するよりもっと詳しい人がいると思うんでしません。
まず今年の戦略
これが今年の指名全選手です。
![](https://assets.st-note.com/img/1721229865433-wnzmwuOPv2.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1721229889194-LTw93MRT0y.png?width=1200)
まず今年はQO物件であるChapmanとSnellと契約したため1巡目の次の指名は4巡目になります。SFが2人目を指名する前に他球団は少なくとも上位の選手2人は獲得していることになります。そのため4巡目ではスリップしてきたDakota Jordanを今年のSFのドラフト傾向と残ってるうちで最高の才能を持つ選手を獲得したと思われます。
1巡目のTibbsをはじめ、大学生野手は打撃特化型の選手を獲得しているように見えます。(1,4,5,14巡目)その中でもTibbs以外はパワー特化型アプローチ悪で守備はいけても両翼、1Bに転向する可能性が高い選手を獲得しています。今年エルドリッジをプチ開花させたなどで打撃に関する指導に自信があるのかもしれません。
あとはいつも通り大学生投手の乱獲です。誰かはMLB行くしょ。
6巡目 Robert Hipwell L/R 3B
https://x.com/draftleaguedata/status/1806118261324497222
Robert Hipwell scorches a 105.5 mph double back up the middle for his first @mlbdraftleague hit pic.twitter.com/6XneiPfjIn
— MLB Draft League Data (@draftleaguedata) June 27, 2024
地元ベイエリア出身で地元サンタクララ大学のSFファン。良好なアプローチを持ちボール球をあまりスイングせず、アッパー目のスイングで広角にハードヒットを飛ばす。特にアプローチは前年度四球が三振を上回っており評価されている。
守備は3Bに残るには十分な肩を持つがフットワークが悪くなっており、1BやOFに転向しなければいけなさそうという声も。
今年はPEDで出場停止(活躍要素)、明けた今は佐々木麟太郎も活躍しているドラフトリーグに参加しています。
8巡目 Niko Mazza RHP
Southern Miss notches a commanding 15-4 run-rule win over Troy in game 1 of this marquee Sun Belt series. Dalton McIntyre went 5-5 with an RBI, Slade Wilks went 2-5 with a double and 3 RBIs, and Nick Monistere went 2-4 with a double and 3 RBIs.
— Peter Flaherty III (@PeterGFlaherty) March 29, 2024
Niko Mazza allowed just 1 ER and… pic.twitter.com/9dpj496nLO
現地オタク激推し。MAX96mph、92-94mphのVAAがフラットなFFを高めに投げ込みます。他にはマネーピッチになり得るSW、CT(SLとも)、CHが持ち球です。
最終年のスタッツはK%24.3 BB%9.2とK-BBも優秀。
身長が5'11"と若干小柄なのですがここから球速を上げられると支配的な投球ができそう。先発でいくには第三球種をもっと磨く必要がありそう。
最低でもMLBでリリーフにはなってると思います。
11巡目 Andy Polanco R/R OF
https://x.com/Florida_PG/status/1639384628539670530
‘24 Andy Polanco (FL) gets the hands to one and is able to shoot it the other way for a base hit. Coasts to first with a single on this one. @PG_Uncommitted #PGShowdown pic.twitter.com/A79njRjOKi
— Perfect Game Florida (@Florida_PG) March 24, 2023
今年唯一のHS。まぁ11巡目にHSが指名されたら否が応でも注目しちゃいますよね。6'4"という大柄な体格、60ヤード走は6.4秒以下、マウンドからは80mph後半、外野からの送球は90mphと身体能力に優れたCFです。ドミニカ出身でスイングを見てもスイングを見てもInFAの選手かな?と思ってしまいます。何せ将来有望ですね。
ザイディ政権下の11巡目HS指名というと2019年のTrevor McDonaldと0.8Mで契約した前例があるように今回のPolancoも契約に至ると楽観視しています。
12巡目 Zander Darby L/R 3B
Zander Darby went yard again today, building upon a stellar night yesterday. This one was a bit wind-aided, but nonetheless, it went 414 feet to dead center, leaving the bat at 101 MPH. Drew two walks, as well. For my money, a third-round (or better) profile so far. pic.twitter.com/pnBNNpkMEs
— Tyler Jennings (@TylerJennings24) February 18, 2024
6巡目のHipwell同様こちらもベイエリア出身の左打3B。選手としてのタイプもアプローチがよくコンタクト%が83%、Z-コンタクト%が90%、Chase%も17%と良好です、ケープコッドリーグの木製バットでも変わらず良い数字を記録しました。打球の質は去年時ではBPではすごい打球を飛ばすしスイングスピードも上位らしいのですがそれをGame Powerに活かしきれてはいません。Hipwellのように広角にというよりはこちらは引っ張り方向の打球が多くなっています。
守備は判断が良く3Bとしてのアームも十分と評価されていますが今年3Bより1Bの方が出場数が多くなっており本当に残れるのか少し疑問です。
Game Powerへの変換や守備でも重心を下げるなどの改善をしているようですしまだまだアップサイドに期待できる選手だと思います。
19巡目 Ryan Ure LHP
Ryan Ure. 103 from the left side. Good god.
— 11Point7 College Baseball (@11point7) April 3, 2024
Listen to that pop 🔥 pic.twitter.com/oLTXXJ1aYZ
なんやこいつ
上の動画は彼が103mphを出したというものなのですが、流石にそこまで速くは見えず引用でも「この球場のガンは異様に速く出る」という指摘もありました。
ただそれでも多分96は出てます。
まず身長が6'8"と大柄、自慢のFBは90mph後半を連発し投球の約60%を占めます。他にはSL、CHを投げるそうです。
2023年にTJしたようで去年は全休、今年は13イニングしか投げていません。(プロアマ問わず好きやね)やはりその影響からか少し球速が落ちた感がありますが、まだまだアップサイドに期待できる選手だと思います。
何より19巡目だし。
他にも
9巡目のZane Zielinskiは今年急上昇のSS、守備もSSに残れそうで期待。もしMLB昇格したら史上初のイニシャルZZらしいです。20巡目のFernando GonzalezはSECのオールディフェンスチームに2度選ばれた守備型の捕手。他にもSlaterを補充したり。
これからの活躍に期待ですね。
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