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20代をフラフラして生きてきた人を雇う道がない、という日本の「弱さ」について

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「VUCAの時代(※)」といわれて、いろんな多様性を大事にして、
いろんな人がいろんな考えで、自分の考えで「個」を強くして行動しなければいけない時代といわれているけれど、

日本はいまだに世界でも珍しい「新卒一括採用主義」をとっている。

※VUCAとは…Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとり、不安定で不確実、複雑な時代を表現する言葉

僕は、サラリーマンだったのは5年間で、29歳まではフラフラしていた。

僕は司法試験があったけど、学校を卒業するタイミングで、例えば「バンドやりたい」とか「演劇やりたい」とか、いろんな道に進みたいって思ったやつが、20代をだーっと頑張ってやっていく。

それで20代後半で「もうあかん」と。

特に30歳くらいが節目かな。そこで、いざ「就職するぞ」となった時に、

道がないんだよな、ほとんど。


なぜなら、よく「新卒切符」とかいわれるけど、切符を失ってしまっているから、大手なんてなかなか入れんと。

新卒で就職する子たちを悪くいうつもりはないけれど

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当たり前のように大学入り
当たり前のように就職活動をし
当たり前のように就職する

っていうことよりも、

そういう人たちを採用する道が、今のこの日本には豊富に用意されていないっていうのが、この国の「弱さ」だと思っていて。


だから、僕はサラリーマン時代に29歳で上場してる、業界トップ3に入る人材会社に、たまたまアルバイトみたいな形で入れたけど。

そこから必死のパッチで営業の成績出して、社長賞とってってやったのは、なんでかというと、

俺みたいに20代をフラフラ過ごした人が、就職で、大手だろうがなんだろうが普通に面接して入れる道を作りたいって思った時に

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まず俺が活躍しようと。


加えて、誰もぐうねの音もでないくらいに、新卒で入ってきた人たちが、

「いや、もう赤澤さんには勝てません」って、はっきり誰がみてもそう思えるくらい俺が活躍しなかったら、その道が続かないなと思って。

そういうね、自分のような人生歩んできたような人のためにも、頑張って成績をあげるというか、新規事業の提案とかしてっていう思いで働いてたな。

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東京の壁画アートカンパニーOVER ALLsの代表・赤澤(@overalls_aka)が「日本とアートとビジネスとその他諸々」を語る「AKA Channel」シリーズ。

※本文は、動画の音起こしを行い、読みやすく一部編集したものです。

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