かんだの閉鎖病棟日記 #7 (退院前日編)

とうとう退院前日になってしまいました。かんだです。
先週のブログの更新をサボっていて、気づいたら退院前日になっているので、急いでブログを書いているところです。三日坊主気質があって良くないですね。

さて、今回は2/16の退院として、前日の感想、思ったことを書いていきたいなと考えています。

 体調の変化

入院前は一日、寝ている日も多かったです。正直布団大好きでした。布団も快適な状態にしていて、寝転がりながらTwitter (X) をしていることも多かったです。
ただ、入院してrTMSの治療も受けることによって、若干ながら体調が良くなってきました。布団も自宅より快適なものではなかったので()、布団にいる時間が必然的に短くなりました。部屋の外にある共有スペースで知り合いとお話することで、一人で辛い時も若干無理して起き上がることもできましたし。日中起きて、夜寝る、という当たり前のことができたので、ちょっと嬉しいです。rTMSの効果と、入院という環境の効果、両方があってこそだなと思いました。
入院中はハミルトンうつ病評価尺度という、うつ病のチェックリストのようなものを毎週受けていました。入院している間に点数も良くなっていきました。また、簡単なテストを解いて、反応速度を見るような心理検査も入院前後で行っているのですが、その結果も良くなっていました。周りの目から見ても、うつ病の改善が見られたというのはすごい嬉しいことでした。
一方で、夜の睡眠は改善しませんでした。元々鬱になってから、2時間おきに目が覚めていたのですが、入院して環境が変わってもその状態は変わりませんでした。（夜中にLINEしていた人すみません）目がさめると、だいたいスマホをいじるか、夜中の病棟を散歩するかでした。夜中の閉鎖病棟って、響きだけでなんとなく怖いですよね、実際は大したことなかったですけど。
昼間起き続けて何かする、本読むとかネットサーフィンするとかを継続していきたいと思います。夜は、睡眠ちゃんと取れるように改善していきたいと思います。

病院での生活について

病院での生活を振り返っていきたいと思います。最初は放り投げられた感じで入院していて、正直すごいストレスを感じていました。血液検査だけして、入院させられたのが、不安でした。rTMSの治療が始まるにつれて、やることが増えていって安心したのを覚えています。ただ、rTMSをやることによって、いきなり改善するわけではないので、不安だったのを覚えています。とはいえ、少しずつ改善していってることが、徐々に見えてきてそこからは安心しました。
最初はほかの患者さんと喋ることもないんだろうなーと思いながら入院していたのですが、結果的に色々な人と喋ることができました。普段と絡むことがないような人たちと絡んでいたのは楽しかったです。それぞれみんな苦しみながら、生活をしているんだな、とか生活の色々な楽しみ方があるんだな、と学びが多かったです。
普段と違う生活をすること、治療によって少しずつ改善していったことは大きな学びがありました。いろいろ話したいことはあって、細かいことは書ききれないので、飲みに呼んでください。いっぱい話します。

今後の治療

実は、rTMSの治療はここで終わりではありません。維持療法と言って、rTMSを週に1回続けていきます。これはうつがある程度改善した状態から再燃しないように継続的にrTMSを行うというものです。
寛解とは言われたものの、まだまだ体調が万全、というわけではないので、継続して行うrTMSを使ったり、退院後の環境（普段通りの生活ってやつね）というものを有効活用して、より改善していけたら嬉しいなと思います。
ただ、rTMSの維持療法って、先進医療なんですよ。すなわち10割負担になってとても辛い思いをします。1回17000円ですって。高級焼肉食べれますね。維持療法終わったら食べにいきます。いい結果が出てくることを願っています。また、維持療法の進捗はお知らせしたいと思います。

退院後の生活について

退院後は普段の生活を送ります。休職はまだしているので、ゆっくりして行くんですけどね。まずは、明日焼肉を食べて、病院食からの離別wをしていきたいと思います。
生活があまりにも変わってくるので、徐々に慣れて行くところから始めます。6週間引きこもり生活を送っていたので、外の世界というものがどのようなものか久々に体験することになります。電車とか乗ったことないんで緊張しますね。とりあえず、生きていけるように頑張ります。

復職について

復職の予定は3/13にしています。あっという間ですね。退院後に生活を整えながら、復職に向けて準備して行く必要があります。復職しても、徐々に仕事量を増やしていって、仕事できるように頑張ります。不安はいっぱいなんですけど、まあ、なんとかなると信じています。

何はともあれ、退院できるのは嬉しいことです。普段から予定詰めすぎな傾向にあったんですけど、ほどほどにします（すでにいくつか予定入れちゃたけど）。疲れないように頑張ります。