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風が吹いたら?

最近スダンデイングで、読書やパソコンの入力をしていますが、窓際で外を見ながら立っています。

ここ数日窓の向こう側がモヤモヤしてると思ったら黄砂が飛んでいました。
北東アジアを起源とする黄砂は、偏西風により日本を超え、北太平洋を横断し北米大陸までも達しています。
黄砂現象とは、東アジアの砂漠(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠等)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂塵が、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現象を指します。春に観測される事が多い。

なぜ問題なのか?
・中国の工業化が進み、土地開発で森林の伐採が砂漠化の原因となり、そこから放たれる砂に多くの有害な化学物質が含まれる。
・化学物質を含む黄砂は、呼吸器系の病気やアレルギーを引き起こす。
・農作物に害を与える。
・川や海に落ちて、富栄養化してプランクトンが異常発生する。

実はメリットもあるようで、、
・黄砂は炭酸カルシウムを含み、酸性を和らげるアルカリ性。
酸性雨(環境破壊の一因)を中和する効果があります。


この現象で私が思い出すのは、「風が吹けば桶屋が儲かる」です。
意外な所に影響が出る事。
風が吹くと土埃が立って目に入り盲人が増える。
盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。
猫が減ると鼠が増え、鼠が桶をかじるから桶屋が儲かって喜ぶ。

全ての事は、巡り巡っています。思いも寄らぬ所に原因があったりします。
一喜一憂せず、大きな気持ちでいなさいという事を教えているのだと感じました。
(黄砂のせいか、今日は咳が多いです)

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