何のために勉強するのか?と子供に聞かれたら

うちにはまだ小さい娘がいるのですが、この子が将来大きくなった時に、多分メジャーな質問をしてくることもあるだろう。そんな時にうまく答えられるようにと前もってシャドーボクシングしておいて、その質問が来た時にホームラン打ち返して「お父さんすごい!」って言われたい、そんなことのためのメモ書きです。ですので、お子さんがいるお父さんお母さん、あるいは実際にその質問を発してる子どもに対してはなんらか資するところがあったりするかもしれません。

落語家や漫才師や講演会の先生なんか、同じ演目を100回1000回とやる中で、「ここはウケるから間をおく」とか「この表現よりあの表現のがウケるからそっちに変える」とか適宜ブラッシュアップして芸として洗練させていくわけじゃないすか。僕も我が子に話す前にみなさんの前で練習しといてブラッシュアップして本番に備えたいという気持ちです。

さて、子どもが中学生くらい、二次方程式とか三平方の定理とかそのあたりやり始めて急に勉強難しくなってきたあたりを想定しましょうか。そうすると、割合それまでうまくできてた子も脱落してくる率が高くなって、「こんなの何の役に立つの?」とか「数学とか意味ない!」とか言い始めるわけですよね。わかるわかる。そのあたりのお父さんと娘の会話だと思って聞いてください。

娘「ねえお父さん」

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