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あの日見た花
2年前の今日、場所は違えど私はちょうど今も同じことをしている。ただ繰り返す日々と物事。
いつの間に2年の月日も経ってしまった。あの日も夜遅くまで図書館に居続け、図書館の管理人の人と顔見知りになって会釈をするくらいほぼ毎日。
「自分って何やってるんだろうな」
こう思うことは今に始まったことじゃない。
これでもいつも目的を確認してから1日を始めているが、それでもふと脳裏を過ることがある。
2年前の今日は限界だった。その限界は自分の気持ちよりも先に身体がそう私に教えてくれた。
眼から溢れる1滴の涙が私に教えてくれて、はっとした。
「今日は休もう、教えてくれてありがとうね」
その日は近くの海に行って砂と波に戯れた。
涙が溢れそうだ。
涙が教えてくれる前に自分の感情が、気持ちが教えてくれるようになった。
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