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憧れのプリンたずねて、吉祥寺

週末、電車に乗って吉祥寺へ。その目的はただひとつ・・・プリンだ!
3ヶ月間ずっと楽しみにしていたプリンがあるのだ。

良い時代になった。男がプリンを堂々と語れる。美味しいものは美味しいのだ。食べたいプリンを食べるために吉祥寺まで行ったと、胸を張って言おう。

そのプリンは、いつもnoteで楽しみにしているteruさんの「プリン日記」で紹介され、私を一瞬にして虜にしてしまった。吉祥寺のカフェのプリンだ。写真愛好家teruさんの味わいのある写真がその魅力をより一層引き立てる。

「うろひびこ」という不思議な名前の店は、吉祥寺駅から歩いて十分ほどのところにあった。午後3時すぎに着くと、すでに2人の若い男性が外で座って待っていた。

「うろひびこ」外観 (iPhoneで撮影)
どういう意味なんだろう・・・

外で待っている間にメニューを見る。もちろん、お目当ては、プリン。おお、その名は「BASICプリン」というのだな。このネーミングもよし、だ。全部大文字というのも、なんかいい。

お店外のメニュー黒板 (iPhoneで撮影)

十数分待った後、店内に通される。

最初に、写真や動画撮影に関する注意事項が説明される。他のお客さんへの配慮から基本手元しかだめとのことで、店内を撮影できなかったのが残念。肩肘張らない自然体のおしゃれなインテリアだった。

さて。まずは、”深みしっかり、香ばしい”「夕凪ブレンド」のコーヒーをいただきながら、お目当てを待つ。

しばらくすると、さあ、来た!これだ、これ。
プリン好きな皆さん、どうですか、これ。
四角錐の下の部分のような角ばったプリンの上に、山盛りの生クリーム。

BASICプリン! (iPhoneで撮影)

特徴は、ちょっと変な表現だけれど、「プリンと生クリームの細胞がみっちりと高密度に詰まっている感じ」とでも言おうか。

生クリームもプリンも硬めだ。しかしそれなのに、口の中に入るやいなや、生クリームはふわふわと、プリンはトロトロと溶けて、体の細胞の中に染みわたっていくのである。

 「プリンの細胞」がみっちりと・・・ (iPhoneで撮影)

色の濃いカラメルソースには何が入っているのだろう。ラム酒と蜂蜜だろうか?大人の甘さがたまらない。

せっかく一眼レフを持っては来たものの、撮影制限もあるし店内でちょっと恥ずかしいというのと、とにかく早く食べたいというので、基本スマホでさっさと撮影を済ませ、食べることに集中。

そして大満足で店を出たのだが・・・

おっと、基本的なことが何も取材できていないではないか!
まるで新人記者が現場で興奮して基本的な情報すら取るのを忘れ、職場に戻ったら、お前一体何を取材してきたんだとデスクに怒られるヤツだ。

店名「うろひびこ」の由来も聞いていない。プリンについても質問してない。「めちゃくちゃ、うまいっすね」とオーナーに言っただけだ。最後には「あのカラメルソースは何が入っているんですか?」と聞いては見たものの、「いや、普通のソースですよ」と言われ、「ええ?そうなんですか、でもめちゃくちゃうまかったです」としか言えず、「更問い」ができなかった情けなさ。そこの企業秘密のところを、いかに聞き出すかが肝心なのに・・・

でも、本当に美味い時は、そんなものかも。
食リポする人も、本当に美味い時は「めちゃくちゃ美味い」しか言えないかも。

味わって幸せを感じるだけで、もうお腹いっぱいです!

はい、また来ます。

おっと。最後に少し英語と中国語を、少し。

プリンは英語ではpudding。別の言い方もあったり、ケーキのようなものを指すこともあります。

そして中国語は、
布丁(bu4 ding1=ブーディン)
音からの当て字ですね。

きょうも最後までお読みいただき、ありがとうございました。
AJ 😀

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