ソムリエ・ワインエキスパート試験 2022,2023の出来事まとめ

狙い撃ちされやすい、直近の出来事をまとめています。
自分用ですが、この記事を発見した方は自由にご活用ください。

出典:日本ソムリエ協会教本 2024(受験者用)
※電子版で検索をかけ、自身でまとめています
※太字:重要項目

2023年

日本

  • ビール減税(70->63円/350ml)

    • 合わせて新ジャンルが増税し、新ジャンルと発泡酒は同じ税率に

    • 2026年にはビール・発泡酒・新ジャンルが全て54円/350mlに一本化される予定

  • 八ヶ岳西麓原村ワイン特区が認定され、八ヶ岳西麓ワインバレーが誕生

  • 「十勝ラクレット」が、日本のチーズでは初のG.I.に認定

アメリカ合衆国

  • カリフォルニア州ノースコーストのLake Countyに、新たなサブリージョンであるLong Valley-Lake County A.V.Aが承認された

  • カリフォルニア州インランド・ヴァレーズに、新たなサブリージョンであるWinters Highlandsが承認された

イタリア

  • ピエモンテ州にてAstiのサブリージョンであったCanelliがD.O.C.Gとして独立

    • 微発泡タイプの甘口白ワイン。生産可能色は白のみ

オーストリア

  • ニーダーエステライヒ州のテルメンレギオンがD.A.Cに認定

    • 全地域が包摂され、2003年のヴァインフィアテルに始まるD.A.C化の動きが一区切りとなった

ニュージーランド

  • 2022年のEUに続き、英国との自由貿易協定が施行

フランス

  • ローヌ渓谷地方南部のA.O.Cジゴンダスにおいて、クレレットを主体とする白ワインが認められ、グルナッシュ主体の赤・ロゼとともに生産可能色が赤・ロゼ・白となった

  • ボルドー地方アントル・ドゥー・メール地区のA.O.C Entre-Deux-Mersにおいて赤ワインが認められ、生産可能色が赤・辛口白に

    • これまでは赤はA.O.Cボルドーまで一気に格下げとなっていた

2022年

日本

  • 2月には新潟、4月には滋賀が、「清酒」の地理的表示(G.I.)に認定された

    • 滋賀はアルコール添加が認められていない

アメリカ合衆国

  • カリフォルニア州ノース・コーストのSonoma Countyにおいて、West Sonoma Coast A.V.Aが新たに承認された

  • カリフォルニア州ノース・コーストのLake Countyにおいて、Upper Lake Valley A.V.Aが新設された

  • カリフォルニア州セントラル・コーストのSan Benito Countyにおいて、Gabilan Mountains A.V.Aが承認された

  • カリフォルニア州セントラル・コースト San Luis Obispo Countyにて、San Luis Obispo Coast A.V.Aが承認された

  • ワシントン・ワイングローズが、州のワイン生産者のみを対象としたサスティナブル認証制度 SUSTAINABLE WA を立ち上げた

  • ワシントン州コロンビア・ヴァレーにおいて、Rockey Reach A.V.Aが承認された

  • オレゴン州Willamette Valleyにおいて、Mt.Pisgah, Polk County Oregon A.V.Aが新たに承認された

英国

  • 2020年のEU離脱に伴ってDEFRAが新たに定めたG.I.に、P.D.O Sussex Wineが承認された

スペイン

  • ナバーラ州のD.O.として、新たにFinca Bolandin V.Pが承認された

  • ペネデスD.O.委員会が以下の2カテゴリーを承認・発表

    • Vino de Masia (Vi de Mas): 樹齢10年以上

    • Gran Vino de Masia(Gran Vi de Mas): 樹齢25年以上

  • カタルーニャ州のD.O. Terra Altaにて、オレンジワインとしてスペイン初のD.O.P Vins Brisatsを承認

ドイツ

  • 醸造所団体Maxime Herkunft Moselが結成され、新ワイン法VDPと同様のヒエラルキーを採用

フランス

  • A.O.C. Arboisにて、9/2の政令により、I.N.A.O / 認可事業者 / 醸造事業者の間で合意書に署名されることを条件に、アリゴテなど多数のぶどう品種が使用可能になった

  • Cotes de Juraにて、同じく9/2の政令により、白ブドウ品種グランジェが加わった

  • ラングドック地方のエロー県・オード県にまたがるA.O.C. Minervois La Liviniereが、La Liviniereに改称。生産可能色は赤

  • ラングドック地方のオード県にあるA.O.C. Corbieres Boutenacが、Boutenacに改称。生産可能色は赤

南アフリカ

  • ヨハネスブルグの北西30kmに位置するLanseriaが、州名・地域名・地区制定のない小地区とされて登録された

  • ステレンボッシュのサブリージョンであるSwartland地区に2つの小地区が加わり、合計7地区に


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