受け取る

子どもは
クリスマスや
誕生日が近づくと
プレゼントが貰えると
大はしゃぎをするわけですが

これは
「貰える(手にする)」
ということを
ごく当然のように思っているわけで

そこには
「イヤイヤイヤ、そんなそんな結構でございます」
的な遠慮や謙遜などなく

貰えるのは当然で
あたり前のことだと思っているわね。

自分は
貰える存在であり
誰かが与えてくれるものだと

そういう
前提で
生きているわけだわね。

それが
成長とともに

他の誰かに
何かをして貰ったり
与えて貰うことは
悪いことだと
遠慮すべきことだと
クレクレ言うのはみっともないことだと

「どうぞ」
と言われても

「イヤイヤイヤ、そんなそんな結構でございます」
と受取り拒否し

「イヤイヤ、どうぞ」
とまた言われて

これを3-4回繰り返して
ようやく
ようやく
めちゃくちゃ申し訳ないオーラ全開で

ありがとう
ではなく
すみません
という雰囲気で
受け取る。

だから
自分の子どもにも
「人に何かをして貰うことは遠慮すべきこと」
だと
そう教えるわけで

そう教えられた子どもは
「ああ、そうなんだ」と
そういうルールを自分で覚え
生きていくわけだ。

でも
本当は
ほしいものはほしいし
自分が価値ある人間だと思いたいし

そういうギフトを
受け取るにふさわしい存在なんだと
そう胸を張って
生きていきたいじゃない。

そして
自分が堂々と受け取るように

自分が大切に思う相手にも
同じように与え
喜ばせ
そうやって喜びが循環する
そういう世界で生きていきたい

そう思うじゃない。

だからね
どうも
受け取るのが苦手な人は

どうも
申し訳ないなーと思ってしまう人は

小さなことでもいいので
「ありがとう」を口癖にしていくといいと思うんだ。

すみませんではなく
ありがとう。

店で物買ったら
店員さんにありがとう。

レストランで食事を運んで貰ったら
ウェイターさんにありがとう。

エレベーターのぼたんを押して貰ったら
その人にありがとう。

ありがとう
が口癖になり
すっかり馴染んできたころには

自分は
他の誰かになにかをして貰ったり
何かを与えて貰うにふさわしい存在なんだと
思えてくるはず。

そして
自分自身も
同じように他の誰かに与えることができると
気づいてくる。





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