![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124488147/rectangle_large_type_2_c7d8269b633ebe8a8396d633e687088f.png?width=800)
チバが逝った
という事実を知って、もうなんとも言えない気分の数日だった。
インスタの投稿でライブの写真だけ見て「もしかして治った?」と思いながら文面見たら、違かった。
闘病している間、心の底からきっといつかはライブをしてくれるものだと勝手ながら信じていた。
チバユウスケは、赤の他人だ。知り合いになれるような存在じゃない。ただ、自分が一方的に好きで、どことなく憧れて、ときたま笑わせてくれて、なによりライブではいつも熱狂させてくれた。
ミッシェルもRavenもRossoもBirthdayも、作品ごとへの愛着の差はあれど、なんだかんだで好きだった。
ミッシェルの後期はなんかだなぁと思うこともあったが、それも含めて好きだった。
アベが逝ったときも似たような気持ちだったが、その時ともまた違う気持ちになった。あっちで2人でライブやっててくれよ、なんて思いながらも、そう思うと「さっさと自分もあっち行ってそのライブ見たいわ」なんて考えてしまう。
会ったことも話したこともないけど、きっとチバは優しく、真面目で、シャイで、ウィットがあって、幾ばくか気まぐれな人だったんじゃないかなと思っている。でも何も知らない。わからない。知っているのは、ライブのときにただただカッコいい彼の姿だけだ。
「不世出の人間だ」なんて言葉で片付けるのが嫌になる。声をかけることはできないけれども、もし仮に機会があったならば一言だけ「ありがとう」とだけ伝えたい。
ビートの裏側で、チバはいまどうしてるんだろうか。人の命は永遠には続きゃしないよな。そうだよな…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?