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インターネット老人会歓喜、リヴリーアイランドの思い出と現在

リヴリーアイランドというゲームをご存知だろうか? 

リヴリーアイランドとは

「リヴリーアイランド」はインターネット上で「リヴリー」と呼ばれる、錬金術から生まれた不思議なペットを育成するゲームとして、2003年に誕生しました。
可愛らしいだけではなく、少し毒っけのあるキャラクターやアイテムのデザインが人気となり、2009年には登録数が100万人を突破するなど、女性を中心に支持を集めました。


元々は2003年に誕生したパソコンブラウザゲームだ。可愛らしいリヴリーという生き物に餌を与え、散歩をさせる育成の要素と、リヴリーの住処であるアイランドをアイテムで自分好みに飾り付けする箱庭の要素がメインのゲームだが、飼い主同士がチャットで会話したりアイランドに出現したモンスターを倒したりと、色々な機能で私たちを楽しませてくれた。

ブラウザゲーム時代、当時中学生だった私のリヴリーは緑色のピグミーだった。

リヴリーは日々与える餌によって体色が変化するので、私はこのオレンジ色のピグミーを餌の組み合わせで緑色にしていた。友人達と私の4人でそれぞれ別の種類のリヴリーを飼っていて、定期的にゲーム内のチャットでおしゃべりもしていた。夜寝る前には試験前でもパソコンを開き、リヴリーの餌と散歩を済ませてから寝た。

ブラウザ版のリヴリーにはいわゆる課金要素が存在した。課金をしないと手に入らないアイランドの飾り付けアイテムや迎えられないリヴリーがいた。しかし、当時中学生だった私、そして今でこそゲーム内で課金してアイテムを買うことは一般的な行為になったが、この頃はまだ、少なくとも私の身の回りではそういった遊び方は一般的でなく、私も友人達も無課金で遊べる範囲で何年もリヴリーを続けていた。私たちにとって、とても可愛い限定アイテムや限定リヴリーは遠い憧れだった。

そんなリヴリーは2019年、16年の歴史に幕を下ろし、2021年夏、待望のアプリ版がリリースされた。


大人になった今、アプリ版を遊ぶ

リリース初日から今日まで楽しく遊んでいる。

ここ数ヶ月でとにかくソシャゲとSNS疲れを起こした私は、あるゲームはログインだけするようになり、あるゲームはデータをiPadに移してスマホからアプリを消し、実質引退した。とくにきっかけはなかったけれど、なんだか疲れてしまった。

それでもリヴリーだけは、毎日ちゃんと続けている。中学生の時と同じ、どんなに疲れていても、忙しくても1日のどこかのタイミングでリヴリーを開き最低1回はご飯などのお世話をしっかりと済ませている。

これは今日追加されたアイテムを交えて作った私の現在の島の様子だ。我ながら可愛すぎる。あの頃と同じ、緑色のピグミーと今も一緒に暮らしている。

あの頃の私に教えてあげたい

もうゲームに課金もできるいい大人だし、なんなら課金しなくても運が良ければ欲しいアイテムがガチャで引けたり、ユーザー同士で重複して所持しているアイテムを交換することができる。こうやって自分の好きな可愛いアイテムをたくさん使って島を飾り付けするのが私の夢だった。中学生の頃の私が聞いたら、今の私をとても羨ましく思うだろう。大人になるその日を楽しみにして、健やかに生きて欲しい。いつかまた会える日が来るから。

ありがとうリヴリーアイランド。色んな意見があると思うけど、当時ブラウザ版リヴリーを遊び立派にインターネット老人となった私はアプリ版を大いに楽しんでいるよ。どうかこれからも末長くよろしくお願いします。






以下、私がこれまでアプリ版リヴリーで作ってきた島の思い出写真。

夏らしい緑と青い空、そして雲の島。当時はもちろんお洋服も夏使用だった。

薄暗い本屋の一角をイメージした島。木のグリーンが鮮やかで若干浮いているけどかわいい。


海と宇宙をイメージした島。これまで植物をたくさん使っていたから、あまり植物に頼らないレイアウトにした。


うってかわって、鬱蒼とした緑の島。島のBGMのイメージで置いた墓石がチャームポイント。


クリスマスムードに浮かれている島。玩具箱みたいな世界をイメージした。

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