Go Goカカオフレンズ

日本でのLINEのシェア率と同じくらい韓国で使われているトークアプリがカカオトーク。ここ十年で急速に発展したカカオは今やSNSにとどまらず、交通や金融、エンタメ業界にも勢力を拡大している。その人気を陰で（？）支えているのがカカオフレンズたちであろう。スタンプのキャラクターとして生まれた彼らはいつの間にかひとり立ちを始め、韓国を代表するキャラクターの一つとして定着した感がある。
うちの子がハマっている教育用漫画「Go Goカカオフレンズ」はこのカカオフレンズたちがタイムトラベルをしながら歴史的な場面や名所を巡るというストーリーである。毎巻ひとつの国家がテーマとなり、楽しく漫画を読みながら地理・歴史が学べるので、新刊が出ると購入してあげている。
子どもの本と侮るなかれ。監修はしっかりされているらしく、小学生でも高校の世界史で勉強したような知識を得ることができる。けっこう何度も読み込んでいるから、たまに話の流れの中で歴史上の人物が出てきたりしたら、すぐに「あ、それたしかドイツ編に出てきた○○のことだよね」って感じで内容がしっかり頭に入っている。