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ウォーターサーバーとミックスコーヒー

市役所、税務署、銀行、病院、スーパー、不動産屋、ピアノ教室、学習塾…サービス業の接客スペースに必ずと言っていいほどあるのが、ウォーターサーバー。以前はタンク型が多かったけど最近は水道に直接つながっているタイプが主流である。たいていは横に簡易紙コップが設置されていて、誰でも自由にお水が飲めるようになっている。
官公庁とか大型の店舗ならまだしも、個人の商店の場合は勝手にお水を飲むのはやや気が引けるが、韓国人は我が物顔でガブガブ飲む。基本的にはお湯も出るようになっていて、場所によっては「ミックスコーヒー」が提供されている場合もある。スティックタイプのインスタントコーヒーで、ひと袋に砂糖とミルクもブレンドされているやつだ。
韓国ではこのあま〜いコーヒーが手軽に飲めるコーヒーとして職場などで重宝される。もちろんコーヒーショップのコーヒーもよく飲まれているが、ミックスコーヒーとは別物、という感覚があると思う。例えば、上司からコーヒーでも飲みにいこうか?と誘われてミックスコーヒーが出てきたらがっかりすると同時になんとなく温かみや親近感を感じるかもしれない。私だけだろうか。

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