見出し画像

【MTGレガシー】虚構漂いをスタイフルノートで使った感想

おはこんばんにちは
ajdadd420です。

皆さんMH3発売後の新環境楽しんでいますか?
私はスタイフルノートの新しいおもちゃ《虚構漂い》を使って新環境を楽しんでいます。

既に結果を残している方もいらっしゃいますし、私も先日MOレガシーリーグで5-0達成し最低限の結果を残せました。

《虚構漂い》はスタイフルノートにマッチしたカードと断言しても良いでしょう。

そこで、ある程度回して気がついた感想などを皆さんと共有出来たらという思いで筆をとっております。
まだ環境も定まっておらず試行回数も少ないため、最適解とはほど遠い内容になるかもしれませんがご了承ください。


虚構漂いを使ってみた感想(良かった所)

スタイフルノート愛好家目線で使ってみた感想
まず良かったところ、
・もみ消し、激しい叱責、スラル君等コンボパーツが共有できる。
・土地が伸びた後半戦がバカ強い。
・スタイフルノートの弱点、息切れが起きにくくなった。
・滅殺1が想像以上に強い。
・マナ要求色が青のみ。(構築で基本土地をメインに2色でまとめられる)
・フェアデッキに強い。

順番に軽く解説。
・もみ消し、激しい叱責、スラル君等コンボパーツが共有できる。
言うまでも無いですがコンボパーツを共有できます。
ETBで勝手に自壊するのはドレノ様と同じなので、自壊効果を無くしてあげればそりゃ強いですよって話しです。
特に叱責やスラル君を2ターン目のエンドに設置して3ターン目に虚構漂いをキャストすると、最低限2ドロー、打ち消しされなければ飛行滅殺1持ち4/4が戦場に残るインチキムーブをかませます。除去や打ち消しをされてもアドバンテージは既に稼げているので特に問題は無いです。

・土地が伸びた後半戦がバカ強い。
想起コストでも3マナ要求、尚且つ無色なのでWillの弾にもならなければ、
キャストもできないので序盤は完全にお荷物です。
序盤に引きたくないカード筆頭です。
ただ土地が4枚以上並ぶと一気に強カードへと変貌します。
コンボパーツが無い状態でも3マナで2ドロー、そこでもみ消し等のコンボパーツを引き込むことができれば、単体で劣勢を覆せるポテンシャルを秘めていると感じました。
私が好むデルバーやカナスレのようなテンポ戦略を主としたスタイフルノートにはミスマッチですが、土地を伸ばすミッドレンジやコントロールのような構築をすれば虚構漂いを強く使えるでしょう。

・スタイフルノートの弱点、息切れが起きにくくなった。
激しい叱責や門衛のスラルの登場で、アド損無しでドレノ様を降臨できるようになりましたが、最序盤でドレノ様を降臨させたい時など、今でもドレノ様+もみ消しコンボを使用する機会は少なくありません。
カード消費が多く、リスクが高い動きでしたが後半に虚構漂いでリソース補充できるのでアグレッシブプランも取りやすくなった点はかなりありがたいです。
デッキの性質上、息切れを起こすことがあるスタイフルノートでしたが、虚構漂いの登場により息切れとは無縁?くらいに息切れが無くなりました。
逆に手札がパンパンの状態でターンを返すほどです。

・滅殺1が想像以上に強い。
スタイフルノートのデッキの性質上、もみ消しや不毛によりお相手に土地を伸ばさせない性質があります。
強いと想像はしていましたが、虚構漂いが動き出したらお相手は土地も伸ばせず、滅殺で土地をどんどん減らしていき、投了をしてくるパターンが多かったです。
実質動き出したらほぼ勝ちです。
土地無しでもペタル⇒ダクリみたいに動いてくるコンボは例外

・マナ要求色が青のみ。(構築で基本土地をメインに2色でまとめられる)
以前のスタイフルノートの私的テンプレ構築がバントカラーでウーロをサブプランとして戦う形でした。
私も散々擦って愛着のあるデッキなのですが、デュアランマシマシデッキだったためマナ基盤が脆いという大きな弱点を抱えていました。
しかし、虚構漂いの登場で2色もしくは単色で以前のミッドレンジ寄りの粘り強いスタイフルノートの構築が可能になりました。
基本土地が増え土地を伸ばしやすくなった事で、テンポ戦略のみならず、コントロールよりな立ち回りも可能になったことはかなり大きいです。

・フェアデッキに強い。
現在主流のフェアデッキがフェアか?って話題になりそうですが、
UBリアニスキャム、おまえのことだぞ!
RUGデルバーなどのデッキに対しては、アドバンテージ面やサイズ面で非常に優秀で、対デルバーにおいてはかなり強く出られるようになったと感じております。


虚構漂いを使ってみた感想(悪かった所)

反面、微妙だなって思ったところや、弱いと思った所。
・序盤のお荷物感。
・対コンボデッキにおいての遅さ。
・大きいフライヤーの前ではただのブロッカー。

順を追って解説。
・序盤のお荷物感。
発売前から懸念していた事なのですが、序盤に引くとめちゃくちゃお荷物です。
MH3発売前のスタイフルノートのサブアタッカーを務めていた濁浪然りウーロは最低限Willの弾になったりと活用方法がありましたが、無色の7マナ(想起で3マナ)は厳しいです。危機感持った方が良いです。
また、単体では仕事をする気が無いドレノ様も4枚入っているので事故率が高いです。
良くも悪くもブレが多いです。
普段ニートが許されるのは教祖のドレノ様だけにしてもらいたいのが本音。

・対コンボデッキにおいての遅さ。
使ってて感じたのは、ストームやリアニメイトなどと対戦する際にかなり遅いと感じました。
どんなに頑張っても3マナまで伸ばす必要がありますし、コンボパーツ無しでは3マナ使う余裕を作るのは難儀です。
ブレストフェッチで戻すカード筆頭です。
また戦場に定着したところで、滅殺がそこまで有効でなく、そのまま無視されてコンボ始動されたら当然無力です。
2ドローでDazeかWillを引き込むことをお祈りするしかありません。
出さない方が強いまであります。

・大きいフライヤーの前ではただのブロッカー。
お相手の濁浪と対峙した際、こちらに除去が無いと殴りに行けず、戦場をただ漂っているだけのエルドラージになってしまいます。
最低限、ドロソとしての機能は果たしているし、牽制担っていると言えば聞こえは良いですが、4/4というボディが少し物足りないと感じてしまう場面が多々ありました。
ウーロと比較すると、育ちきっていない濁浪には6/6で殴りに行けるし、6/6濁浪と相打ちしても脱出で再利用可能なのでガンガン行けましたが、虚構漂いにはそれができないと感じました。
言うても出せて動ける状況であれば大抵バカ強いですw

現状の評価

つよわいです!(後半バカ強序盤ニート)

強い場面も多いですが、ストレスの原因にもなるカードです。
コンボデッキがいない世界線で有れば、迷い無く4積します。
ただ、レガシーはコンボも幅を効かせている魔境です。

それも踏まえて、少し難しいカードだなと感じました。
もちろんポテンシャルを生かす構成ができたらめちゃめちゃ輝くカードです。

虚構漂いの悪い点を払拭できて、構築が煮詰まってきたらガチのバケモンデッキができるのでは無いかとワクワクさせてくれる、ポテンシャルを秘めたカードなのは間違いないです。

結局、虚構漂いは何枚採用?

試行回数が少ない為結論を出すのは難しい話ですが、個人的には3枚が無難なラインかと思われます。
4枚は序盤で重ね引きのリスクが高いため、個人的には好みません。
後半粘り強くゲームを進められるのは大きな強みですが、安定を取って序盤のリスク回避したい為4は個人的に好きになれませんでした。
次に2枚の場合ですが、序盤の重ね引きのリスクは低くなりますが強カードである虚構漂いを唱える機会も少なくなります。
パワーカードである事には間違いないので、ゲーム中1枚は唱えたい為2枚だと少し物足りなさを感じます。

次に私が気に入っている3枚採用ですが、最もちょうど良いのではないかと感じています。多すぎず少なすぎ。
またデッキ構築の際に普段参考にさせて頂いている記事を紹介したいと思います。
@GavinVerhey氏のかなり古い公式記事になりますが、
https://mtg-jp.com/reading/bb/0017391/
こちらでは3枚採用のカードの解説がされています。
その中で3枚採用のカードの一般的な理由として
1、 複数枚は引きたくないカード
2、 デッキ内でコストが重いカード
3、 下準備が必要なカード
4、 特定のデッキに最も役立つカード
5、 他のカードと枠を分割共有しているカード(役割が被るカード)

上記5個の理由の内4個以上は当てはまるのでは無いか?私はそう感じます。
以上の理由から私は3枚採用をベースに今後も試験していこうかと思います。

もちろん、4枚採用を否定するつもりもありませんし実際に結果も出している事も事実のため正解なのかもしれません。
採用枚数に関しては好みの問題もあるかと思われます。

一個人の考察に過ぎないので、構築の際の判断材料一つにして頂ければと思います。


また、巷ではドレノ様不要論や枚数減らしても良いのでは?
という声を耳にすることがあります。

私がドレノ様4枚採用している理由は、
一番はかっこいい!
その他諸々、宗教上の理由などありますので4枚は固定枠です。
みなさんは使いにくいと感じたら素直に枚数調整してあげてください

青単スタイフルノートはどうなったの?

前回の記事で、青単はいいぞ~!ノリで、MH3発売後も青単スタイフルノート擦るみたいな事書いていました。
もちろん試しましたが、青単の得意なテンポ戦略と虚構漂いがミスマッチ何じゃないかな感。
私自身が新カードを試したいフェイズに入ったので青単スタイフルノートの探求は少し休憩させて頂いて、虚構スタイフルノートの納得いくリストができるまでUWを試していきます。
虚構漂いで遊び尽くしたら、青単スタイフルノートの探求に戻ります。

新弾発売後の環境はマスカンの見極めが難しかったり、受けのデッキより押しつけが強い傾向にあるので、私の技量では青単で勝つ事は現状厳しいです。

今後について

今使っているUW虚構スタイフルノートには、まだまだ伸びしろはあると思います。
構築やプレイングも含めまだまだふわふわしている部分が多いですし、環境も定まっていないことから、デッキは未完成です。
土地枚数も虚構漂いの採用枚数もまだふわふわしているので、色々試して行きたいと思います。
構築やプレイプランが固まってきたら、いつものごとくnoteやXで情報共有して行きたいと考えております。
4積を含め色々検証を重ねていきたいと考えております。


終わりに

最後まで読んで頂き有り難うございます。

是非皆さんにレガシーの楽しさ、スタイフルノートの楽しさ、ドレノ様の格好良さを感じて欲しいという気持ちで記事を書いております。
たくさんの方に記事を読んで頂きたいので是非拡散をよろしくお願い致します。
いつも皆さんに拡散やスキをして頂いて非常に励みになっております。
今回も是非よろしくお願い致します

それでは楽しいレガシーライフを!

ajdadd420

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?