見出し画像

祓川キャンプ場

〒015-0417 秋田県由利本荘市矢島町城内
祓川ヒュッテ管理人へ申請
無料 車両乗入れ不可
冬期間は閉鎖


P1が最終の駐車場
P1に車を停めて祓川ヒュッテにて受付
荷物搬入後はP2駐車場に車を停める
道路から車止めまでは車で入れるがバックで侵入したほうが無難 ウッドデッキが点在してるが老朽化が進みほとんどが使えない △は展望スペースらしいがここに設営するのがベストポジション

現在時点で私的な無料キャンプ場No.1が祓川(はらいがわ)キャンプ場だ。
紅葉まみれでキャンプしようと法体園地キャンプ場にテントを建てて1泊、完ソロの夜を過ごし、天気も良いので連泊しようとテントはそのままで近隣へドライブに出かけた。

鳥海山から流れ出る川を遡る
あの山にできるだけ近づきたい

より鳥海山に近づこうと標高を上げ5合目祓川登山口1150mの最終駐車場へ。キャンプ場があったけど入口はチェーンで閉じられていた。
乗り越えてキャンプ場内部に足を踏み入れた。トイレのシャッターは降ろされ水も停まっていたけど、素晴らしい眺めに圧倒された。
ここでキャンプしたい。でもどうすればいいんだろう?とりあえず湿原でも見てみようと歩いたら湿原入口の祓川ヒュッテ前で掃除をしている管理人らしき人がいたので聞いてみると、

湿原の手前に祓川ヒュッテがある

「泊まるの?」「ヒュッテの2階も無料開放してるから泊まれるよ」
いえいえ、あたしゃガチな登山をする気持ちはまったくありません。ただキャンプ場で一泊したいだけなんです。
「じゃあ、トイレと水道を開けるよ」ということで交渉成立。名前と住所を書いて受付終了。
法体園地まで山を降りてテントを撤収して引っ越し。戻ったときには入口のチェーンは外されトイレも水も使えるようになっていた。

まずは荷物の搬入

正面に雪を被り始めた鳥海山。左手は千尋の谷、谷底を流れる水音が響く。振り返れば奥羽山脈が連なる絶景に大満足。
荷物を一旦炊事棟前に運び入れ車を駐車場に戻して、さてどこに設営しようかと場内を探索。
ウッドデッキに設営なんだろうけど、老朽化がすすんで使えそうなデッキはほとんど無い。
どうせ完ソロだし、誰に迷惑かけるわけでもないからいちばん眺めが良い展望スペースに設営した。

ここがベストポジション

考えてみると眺望がいいテントスペースは炊事棟と展望スペースの間にせいぜい4張りくらいしか建てられないかも。
朽ちたウッドデッキとは裏腹に炊事棟とトイレはすごくきれいで申し分なし。炊事棟の蛇口はプッシュ式で使い勝手は悪いけれど、びしょ濡れになる程勢いよく飛び出す水が恐ろしく美味しい。
夕暮れ、真夜中、朝焼け、ケチひとつ付けられない絶景にキング・オブ・無料キャンプ場が更新された。

ベンチをテーブル代わりに
左手は深い谷
しっかりしたチェーンのお陰で酔っ払っても落ちないと思う
真夜中鳥海山
朝焼け鳥海山
下界は雲海と奥羽山脈


正式な予約方法など、不明なことも多いキャンプ場だけど、絶対に再訪したいキャンプ場だ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?