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2023年紅葉まみれキャンプ旅 1泊目 法体園地キャンプ場

10月23日(月)週間天気予報では今週はずっと☀☀☀☀☀。ならば思いっきり紅葉にまみれよう。そう思いついたのが7時。8時にはR4を北上していた。
キャンプ道具は車に積みっぱなしだし、動き出すのに躊躇はない。1週間くらいの予定で紅葉まみれになるつもりだ。

いちおうの目的地は秋田県由利本荘市の法体園地キャンプ場。2ヶ月前に初めて訪問したキャンプ場だが、お気に入りキャンプ場ランキングの上位にランクインしている。
キャンプ場を選ぶのは、よほどのことがない限り予約不要の無料キャンプ場だ。法体園地を今夜の宿泊地に予定したけど、暗くなってのテント設営はしたくない。到着が遅くなりそうだったら近くにキャンプ場を探せばいい。
柔軟に予定を組めるから予約不要のキャンプ場は都合がいい。運転するのは15時くらいまでにしている。

白石を過ぎたらR4を離れて秋保方面へ、山の中を走ってR48と合流、西へ走り奥羽山脈を越えて山形県東根市に出る。基本、高速道路は使わない。
東根市で買い物休憩。地元のスーパーヤマザワ谷地店で食料品と酒、隣接しているホームセンターで現地で流木を拾えなかった時の保険に薪を一束購入。べに花温泉ひなの湯で入浴してリセット。東根から北は東北中央自動車道の無料区間に入るので、新庄まで自動車専用道路を快適に走る。新庄からは専用道路が終わりR13になる。

べに花温泉ひなの湯

金山町に入る。「確かこの辺だったよなー」と注意しながら走って金山川を渡ってすぐのところで「しょうこ」を発見。2ヶ月前にも寄った店だ。ここで食事するために空腹を我慢しながら運転してきた。朝食も食べてないので限界だった。
評判のトマト味噌ラーメン850円と無料食べ放題(なくなったら終了)のチャーシュー飯でたちまち満腹。この無料チャーシュー飯がバカウマで丼山盛りで食べたいくらいだ。私の中では、法体キャンプ場としょうこはセットになっている。
駐車場で一服してから再スタート。

ここまで来れば残りは60kmくらい。1時間も走れば到着だ。
法体園地への入口にある道の駅 鳥海郷でトイレ、向かいのJAでガソリンを満タン、ストーブ用に灯油を10Lポリタンクに入れる。ここから先は店もないので買い忘れがあればここで補充しなくてはならない。道の駅とJAスタンドとAコープが並んでいるのでなんとかなる。
米を持ってきてないのに気づき5kg購入。ブランド米の1kg袋でもいいのだが、かなり割高になるので普通使いの5kgを買った。余りは家で使えばいい。

鳥海ダム建設中なのでダンプとの交差が多い。
クネクネの山道を登って法体園地キャンプ場到着。15時、だいたい予定通りだ。
休日は観光バスも来る観光地なので、平日とは言え紅葉シーズンだし、ちょっとは混雑を覚悟してたけど、10人くらい紅葉狩りの人が歩いているくらいで、テントはひと張りもない。もしかして完ソロ?滝も紅葉も独り占め?なんて贅沢なんでしょう。
ただ、紅葉真っ最中にはほんの少し早すぎたかな。

2ヶ月前にはイワナをもらったけど、今回は釣人がいない
法体の滝

天気も申し分なし、この時間に来て明日朝出発はもったいない。2連泊するつもりでテントを設営した。
流木を拾いがてら滝まで行って振り返ると緑の中に赤いテントがポツンと一軒家。目立つなー、きっと熊も避けて通るだろう。

ポツンと一軒家

月日が経ってキャンプのことを思い出していると、景色やエピソードは自分でびっくりするくらい覚えてるんだけど、料理のことは写真でもない限りほとんど記憶がない。人によってはまったく逆で食事のことはすごく覚えてる人もいるけど、それぞれの力の入れ方の違いなんだろうな。
この夜は、食事も作らず、柿の種ポリポリしながら芋焼酎呑んでただけかも知れない。気持ちよく酔っ払って深夜徘徊でキャンプ場を歩き回って、体が冷えたらテントに戻ってストーブにあたり、温まったらまた徘徊。不審者だったけど怪しむ人もいないからやりたい放題。完ソロを満喫していた。

深夜徘徊中
深夜徘徊中

どんなに景色が良かろうとも、どんなに設備が良かろうとも、テントや車が映り込むキャンプ場は嫌いだ。ふもとっぱらの富士山は雄大な景色だけど、建ち並ぶテントと車があると興醒めでしかない。だからふもとっぱらには行く気もないし興味もない。
ソコソコの景色でボットン便所で灯りひとつない真っ暗なキャンプ場のほうがずっと好きだ。
平日の法体園地は景色もいいし設備も十分、それでいて完ソロ。文句の付けようがない。心配なのはダム完成後にはどんな景色になるのかだけだ。キャンプ場がダムに沈むことはないらしいけど、アクセス道路は走りやすくなりダム湖も出来て、観光地ムードが上がるのは間違いないだろう。だったら今の法体園地はずっと記憶に残しておきたい。許されれば、毎週でも泊まりに行きたいキャンプ場だ。

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