見出し画像

2月6日~講座スタート前1週間のバタバタ

連続出張も終わり、カラオケコンテストも終わり…。いよいよ来週から春コースのスタート。最初の写真は私がセンターで使っている机の上。JF講座はここに並んでいる『まるごと』のシリーズを使って行われる。しかし今回現在あるすべての本を終えてしまったクラスができてしまった。続きの本がない。

その事実は今回ここに来る前から分かっていたので、続きで使えそうな本を数冊購入してきた。その中の一冊を、JFスタンダード準拠に再編成して、毎回の「Can-Do」も考えつつ教科書作りからスタート。

語彙表作りや、各課の内容をシートに起こす作業は、1課分の見本を作ればインターンで来ている外大の学生がやってくれるという。ありがたい!彼らの日本語力は素晴らしいし、とてもやる気もあるので、任せても大丈夫そう。と言う事で、朝からひたすらパソコンに向かい見本となる1課分の作成。少しでも作業がしやすいように、語彙表や漢字シートはテンプレートを作って、後は彼らに託す。

私はその後カリキュラム作成や春コースのすべてのクラスの進度表作りに取り掛かる。先生方が何コマ授業を行うかなどもある程度計算しておかなければならないので、なかなか面倒な作業。

そして、一番大変だったのが「Can-Do」作り。その活動を行えばどんな事ができるようになるのか。それを意識させながら授業を進めるための土台作り。結局これは週末に自宅に持ち帰ることになる…。忙しい時でも飛び込んでくるエキストラなお仕事。

火曜日の午後、主任のC先生が電話で話した後「明日この近くの学校に訪問できることになりました!」と。中等教育での日本語復活!を目指している私にとって、この学校訪問は少しでも多くやりたいと願っている業務。忙しいとは言っても行かなければ!で、翌日、先方の状況もあまりよく分からないまま、とにかく出かける。

今回訪問することになったのは、言語系の学校。外国語にとても興味を持っている学生達。願ったり叶ったり!そして、その学校が何かのイベント週間に入るらしく、そのオープニングセレモニーで時間を作ってくださったらしい。

今回お邪魔したのは10年生11年生くらいのクラス。色々な国の言葉やダンス、歌、ピアノ演奏を織り交ぜた劇が上演された。英語はもちろん、フランス語も飛び出し、なかなか見ごたえがあった。

そして金曜日は早稲田大学の学生達の訪問。大学についてのプレゼンなどもあり、受講生たちも興味深々。予備校の名物教師を思わせるトーク術に長けた先生のプレゼンは本当に面白かった。そして、お土産に頂い柿の種やあられ、狭山茶!まだ日本を離れて1か月ちょいなのに、何とも懐かしい味でした。

まだ、1ヶ月かぁ~~。あっという間の1か月。されど1か月。

1ヶ月のちょうど節目に、辛い事も起こってしまったけど、それでも時間は流れていく。誰も何も知らない環境で、甘えられなかった事が私にとっては良かったのかもしれない。気を張って、何とか乗り越えていけた。