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職業準備性ピラミッドとルービックキューブ

就職までの自分の立ち位置を確認する指標として「職業準備性ピラミッド」というものがよく用いられます。

この職業準備性ピラミッドを用いて就職を目指すのと、ルービックキューブを完成させる過程が実はよく似ています。

職業準備性ピラミッドとは?


職業準備性ピラミッド(就労準備性ピラミッド)とは、安定した就労に向けてどのような準備が必要かを示したものです。
継続した就労のためには「健康管理」「日常生活管理」「対人技能」「基本的労働習慣」「職業適性」の5つ能力が必要です。
そしてこれらを階層別に整理したものが、職業準備性ピラミッドと呼ばれるものであり、 土台に近い部分ほど、しっかりとした準備が出来ていないと安定した働き方を続けることが難しくなると言われています。

『職業準備性ピラミッド』

就職するには職務遂行に必要な技術や知識を習得することも大事ですが、それよりもまず生活リズムを整えたり、体調管理に努めることが順番的には先になります。

この順番を間違うと、なかなか就職につながることは難しくなってしまいます。

ルービックキューブをそろえる


ルービックキューブも同様で、ある特定の色の面だけを揃えることに躍起になってしまうと、全面を完成させることはできません。

基準面を下にして下一段、真ん中の段、上段と順番に進めていくことで全面を揃えることができます。


就職するのに必要なことは?


就職を目指すにあたり、
「資格が足りないから」
「パソコンのスキルがないから」

と足踏みをしている方も多いと思います。

でも実際は、資格やパソコンのスキルの有無に関わらず、健康管理だったりコミュニケーション能力を身に着ける方が長く働く上では重要だったりします。

職業準備性ピラミッドで言う土台の部分です。

例えばパソコンのプログラミングがすごくできる人がいたとして、その人がしょっちゅう休む人だったら仕事はまわりませんよね。

それよりか、多少スキルは無くても、欠勤も少なく安定して働ける人の方が評価は高いです。

働くうえで基本的な事が出来てはじめて、資格やパソコンのスキルが活きてくるのです。

ルービクッキューブも職業準備性ピラミッドも、土台から積み上げていってこそ目的に近づくことができるのです。

一歩一歩段階を踏みながら、就職を目指していきましょう。


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