会津の暮らし研究室、はじめます。
会津には、本当にいろんなおもしろい人たちがいます。
少し町を歩けば、大昔の古墳や、幕末に活躍した人達の生きた証が至る所にあります。これって、今でも先人の歴史を守っている人たちがいるということ。
小菊かぼちゃや余蒔ききゅうりなど、伝統野菜を地道に守っているコミュニティも素敵だし、伝統工芸の漆や美味しいお酒は成分がデータ化されて、まだまだ開発研究されている。
IT系に強い大学があるので、独学でプログラミングを習得してきている学生もいっぱいいます。コミュニティセンターでハッカソンやってるなんてことも。
そしてここは地方都市なので、まさに田舎が抱える心配事も沢山あります。
人口は緩やかに減っていくし、よく見ると手入れされない空き家も増えています。
こんな豊かな自然の中で、豊かな生活。
会津は「まだまだやれる」気持ちと「このままではいけない」という現実。
次の世代に何を残せるのか・・揺れているのが私たちの「今」です。
会津はいいとこなんだけどなー、
自分はこういうこと専門なんだけどなー、
もうちょっと仲間がいたら面白いことできるんだけどなー、と
同じ想いを持ちながら、いろんな場所で日々がんばっているメンバーと一緒に
このたび「株式会社会津の暮らし研究室」を始めることになりました。
メンバーは5人。
それぞれデザインやコミュニティ作り、データを読み解く専門家です。
ミッションは「ずっと前から会津にあった智慧をシェアして学び合う場を作る」
こと。
コンセプトは「地域のマネージャー」です。
会津の暮らし研究室にはいくつかの部活動があります。
・メディテーション
・次世代教育
・付加価値観光
・起業支援
などなど。
私たちが担当するのは、それぞれの部活が無理なく回るよう、
マネージャーとして動くところ全部です。
例えば、データを取ったり、話し合いの場を設けたり、
同じ分野で取り組みをしている人達の橋渡しをしていきます。
プレイヤーも会津の将来を真剣に考えている個人や企業が集まり始めています。
会社を作ったんだし、あれもできる、これもやれる!と
右肩あがりのかっこいいことも言いたいけれど、
会津にいながら地に足つけてお仕事をするからには、
正しい情報をみんなで共有して、じゃあどうしていったらいいかを話し合いたい。
前向きに試行錯誤していく中で、ちゃんとお金がまわって、
「私」が「あなた」が「みんな」がそれぞれ幸せだと
感じられる生活が送れたらいいと思っています。
これから、よろしくお願いします。
会津の暮らし研究室Webサイトはこちら→http://www.aizu-lsds.com/
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