ハイローオーストラリアの自動売買でパラメータの変更ができない？
こんにちは、FX-EAラボのYUKIです。本日は自動売買初心者さんがハイローオーストラリアで自動売買を行うときに「えっ？なんで？どうしてなの？」と必ず質問がくる「MT4でパラメータ変更ができない」事についてのお話です。
「ツール開発業者にオリジナルツールを発注したものの、できあがったら全く勝てないし、パラメータの調整もできないゴミが手元に残ってしまったのでなんとかできませんか？」という相談を受けたので書いてみました。
MT4のパラメーターが変更できない？
ハイローオーストラリアで自動売買を行う場合、MT4に加えてハイローオートのような自動売買システムが別で必要になります。
この自動売買システムというのは現在確認できているだけでも10社以上からリリースされています。
この自動売買システムに、MT4でエントリータイミングの矢印をだしてくれるサインツールなどを組み合わせて自動売買を行うわけですが、実はMT4でサインツールのパラメータ変更をおこなっても、自動売買システムには反映されない仕様となっています。
もう少し具体的に言いますと、自動売買を行う場合、ボリンジャーバンドや移動平均線などの期間は一切変えられないということです。
例外として、アラートを読み取ってエントリーするAlert AUTOなどの仕組みもありますが、アラートを読み取る方式の弱点として、アラートに表示するテキストがきちんと書かれていないサインツールでは動かなかったり、「矢印がでたらすぐにエントリー」は得意でも、「矢印が確定した次の足でエントリー」という自動売買では主流のエントリー方式は苦手だったりする弱点があります。
なぜMT4でパラメータを変更できない仕様になっているのか？
パラメータが変更できないとなると相場に合わせた調整ができず、高い勝率も見込めません。なぜパラメータの変更ができないのか？
各社のハイローオーストラリアの自動売買システムですが、サインツールを読み込む際に、MT4のindicatorsフォルダにはいっているサインツール(.ex4)を直接読み込みます。
このex4ファイルですが、これは開いたり、上書きができないのは皆さんご存知かと思うのですが、MT4上でパラメータを変更しても実際にはこのex4ファイルには上書きされず、MT4上でのみの変更となります。
しかしMT4は「パラメータを変更したよ」というデータを外部のシステムに公開しておりません。つまり自動売買システムはMT4が変更したパラメータ情報を読み込ませてもらえないのです。
ですので自動売買システムはindicatorsフォルダに有る元のファイル（ex4）に記載されているデフォルトの数値を読み込むことしかできず、MT4でパラメータを変更するとチャート上では移動平均線やボリンジャーバンドなどの期間やσなどの値はかわりますが、実際にエントリーとなると元のファイル（ex4）のデフォルトの数値を読み込んでエントリーしますので、MT4のチャートに出ている矢印とエントリーがずれてしまうということが起こり、利用者は大変な不便を押し付けられます。
ハイローオート連携でパラメータの変更が可能
そこで唯一の解決策が、自動売買システムとサインツールを連携してパラメータを変更するという方法です。
FX-EAラボが提供しているハイローオートですが、各サインツールごとに専用自動売買ツールを作ることができます。
専用ツールは自動売買の細かい設定を必要とせずに、MT4のチャートに適用すればすぐに使えるようになりますし、通常では読み込めない特殊なサインを読み込むことも可能になり、そこへさらにパラメータの変更も可能になるというスグレモノ。
これに関してはハイローオート専用ツールについての記事で詳しく書いていますのでそちらを参考にしてもらえると嬉しいです。
そして大事なのは次です。
オリジナルロジックを作る時は必ず自動売買システムと連携できる業者を選ぶこと
今回の記事はオリジナルロジックをどこかの業者にお願いして、出来上がったらただのゴミだったという相談を受けて書いたのですが、この問題はとても頻繁におこっています。
優良開発業者ですと、見積もり時に各インジケーターの特性についての詳細説明があり、エラーのあぶり出しに1～2週間かけた完成品を納品してくれたり、自社で提携している自動売買システムとの連携を提案してパラメータの変更ができるように作ってくれますが、個人の開発業者さんでまだ経験の浅い開発者様ですと、エラーチェックも不十分に、もちろん自動売買の連携などの話も一切伏せたまま作って納品します。
その場合、納品されてウキウキで動かしたものの、パラメータの変更ができないので、もし負けたらそこで終了という切ない運命が利用者に待っています。
ですので、自分のロジックを形にする場合は、必ず自動売買システムとの連携ができる業者で発注することをおすすめします。
ちなみにFX-EAラボの姉妹サイトであるシストレファクトリーでオリジナルロジックを注文すると、ハイローオート連携は無料でついてきますよ！
また、開発者さんでハイローオートと連携がしてみたいという方には連携用のコードも公開していますのでお問い合わせくださいね！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？