ハイローオーストラリアで口座凍結をされる理由
こんにちは、バイナリーオプションの自動売買システムを開発しているFX-EAラボのYUKIです。
今回はハイローオーストラリアの口座凍結についてのお話です。
私はこういった仕事柄、お客様から口座凍結についての相談は良く受けますし、FX-EAラボのスタッフで2名がハイローオーストラリアから口座凍結を受けてます。私自身はハイローオーストラリアの凍結は回避できていますが、国内FX業者6社から口座の凍結を受けています。
ですのでTwitterなどで囁かれている凍結情報よりは正確な事をお伝えできるかと思います。
ハイローオーストラリアの口座が凍結される理由
ハイローオーストラリアの口座が凍結される理由は、自動売買でもスキャルピングでもなく、稼ぎすぎることが一番の原因です。
ハイローオーストラリアのシステムはカジノと同じで、ハイローが胴元となり、お客さんがお金をかけて取引をするものですので、お客さんが勝ちすぎるとハイローオーストラリアの利益が無くなってしまいます。
ですので、ペイアウト率の調整は30秒や1分などお客さんの勝率が低いゲームは1.95と高めに設定されていて、お客さんの勝率の高い15分足などは1.85と低く設定されていますね。
ペイアウト率が1.95だと勝率51.3%あれば引き分け、ご自身の勝率が52%あれば稼げます。
少し勝率の高い15分足ですとペイアウトが1.85なので、これだと54.05%の勝率で引き分けですので、稼ぐなら55%以上の勝率が欲しいところですね。
さて、バイナリーオプション運営側としては、お客さんにはたまに勝たせてじわじわ負けてもらい、生かさず殺さず長く使ってもらうのがハイローオーストラリアが一番利益がでるので、このペイアウト率というのは運営の肝です。
ペイアウト率から推測するにおそらく30秒や1分のお客さんの平均勝率は48~50%程度で、15分足は51~53%程度と推測できます。お客さんの平均勝率から計算して、引き分けになる数値から少しだけ厳しい数値になるようにペイアウト率を設定してハイローオーストラリアに利益が残るようにペイアウト率を変更するんですね。
利益にならないお客の口座を凍結
バイナリーオプションのお客さんは、初心者のうちはこのようにジワジワと資金を吸い取られてしまうのですが、ハイローオーストラリアが一番恐れているのは、プロの裁量トレーダーや必勝のサインツールの存在です。
ハイローオーストラリア側は利益2%前後(あくまで推測)という微妙なラインを狙ってペイアウト率を設定していますが、たまに現在の相場に手法が合致して一気に儲けるお客さんがでてきます。
しかし意外と薄利多売なハイローオーストラリア。
一部の客に一気に稼がれたら運営が回らなくなります。そこで伝家の口座凍結がでてくるわけです。
なのでスキャルピングで凍結されるはウソですね。だってスキャルピングで負けてくれるお客さんは、普通のデイトレードよりも倍以上の早さでお金を上納してくれます。これはハイローオーストラリア側からすれば上客です。凍結する理由がありません。
では自動売買は?これも負けてくれるサインツールを使っているのならば24時間黙々とお金をハイローに上納してくれるので凍結するわけありませんね。
口座を凍結する際に、ハイローオーストラリア側が見ているのは「稼いでいるかどうか」ただひとつです。
IPアドレスで監視されてませんか?
ハイローオーストラリアで複数口座を作る方からよく質問を受けるのが、ハイローオーストラリアはIPアドレスで監視していますか?という質問です。
これに関しては確かなことは言えませんが、FX-EAラボとしては「IPアドレスの収集はしていない」と考えています。
理由は、口座を複数作ろうが負けるお客さんだったらウエルカムなわけです。IPアドレスで監視して複数口座で運用しているお客さんを見つけ出したところで、もし負けてくれているのなら口座凍結は逆にハイローにとってマイナスです。
IPアドレスを監視したところで、「勝っている客→口座凍結」の順番が、「IPアドレス監視→勝っている客→口座凍結」と、ひと手間が増えて結果は変わらないのでやる意味がそもそもありませんね。
そういう意味でハイローオーストラリアはIPアドレスでの監視をおこなっていないと考えています。
また、ハイローが複数口座の作成を禁止している理由は、「複数口座を作る人は稼ぎすぎて口座を凍結された人」が自然と多くなるからです。
口座凍結されないなら別の口座をつくる必要なんてないですからね。
基本的に証券会社やバイナリー業者の規約をみると、禁止されている注意事項や制限のほとんどが「稼ぐ人を追い出すため」につながります。
ですので、ハイローオーストラリアを使う時は、稼ぎすぎずほどほどが一番良いのでございますよ。
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