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東京でシングルワーキングマザー生活をしていました。その生活のなかで起きた雑多な出来事を徒然に綴ったもの。このマガジンはすべて無料です。
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2016年10月の記事一覧

保育園という場所

今の保育園に通わせてから一年と半分が過ぎた。信頼しているし、担任の先生の責任感もリスペクトしているし、環境も好ましく思っている。この保育園はオープンと同時に入園したので、子供たちはふたりともいわば一期生である。一期生であれば、皆そうなりやすいのかもしれないが、自分たちでこの園を作っていってる気が確かにするから不思議だ。この園の歴史の一端を担っているという意識は、居心地を良くさせるから、それも不思議といえば不思議。 言わずもがな、保育園に入るのはたいへんに難しい、そして厳しい

近況

何かを書かないと眠れない。たぶん、記録すべき出来事がわりとあって、でもそれをすぐに忘れてしまう自分の愚かさを知っているから、はなっから信用していない。残したいけど、忘れる。だから、書かなければと思うのだろう。 「ママ、笑って」と二女がいうときは、わたしが怒ってむっつりした顔をしているときだ。だめだな、上機嫌で育児をしなきゃ。 二女はアナ雪の、ドアを隔ててエルサとアナがその思いを伝え合う場面が好きなようで、我が家のあるドアをそれに見立てて、わたしに芝居を強要する。最初はわた

「夏目漱石の妻」を見た娘

このドラマを最初から見ていたわけではない。そして、あっていることにアンテナさえ立てていなかった。金曜日にたまたま、ネットニュースをザッピングしていたらこのドラマの記事に行き着き、読んだら興味を持って、最終回らしいけど見てみようか、なんなら第三回は金曜日深夜0時から再放送するそうだから、よかったらそれを見てみようか、そんな気持ちだった。ただ、金曜日夜は子供と一緒に寝落ちして(これがまた気持ちいいんだ)見られなかったので、最終回を土曜日にいきなり見ることになった。 歴史上の偉人

娘のつぶやき『君の名は。』

映画『君の名は。』を子どもふたり連れて見に行った。この秋は映画を見たい気持ちが強くあり、というのも、見たいものが次から次にロードショーになるからだ。いちばん楽しみにしているのは『永い言い訳』、夫婦で楽しみにしているのは『聖の青春』、昨日から急に気になり始めたのが『聲の形』、もう終わってしまったけど見たくて見れないままなのが『さざなみ』、最近見たのが『怒り』、『ズートピア』は家族全員で見た。そのあとガゼルの歌う歌に家族全員ではまったっけ。ガゼルの色気は忘れられない。 君の

ナイスつっこみ

仕事で疲れて帰ってきて毎日台所に立ってごはんを作り続けることにあまりに疲れた、ということと、たまたま読んでいた本が綿矢りさの本で、その本の中に登場する母が60歳の区切りにごはん作りをやめたというエピソードをみたことが引き金となって、「ごはん作りは今日を最後にして明日から分担制にしたい」と子供たちに申し出た。ママは会社に、あなたたちは保育園に。これは互いに”仕事”であるから平等。しかし帰宅後、ママはごはん作りに洗濯に掃除に、一方あなた達は専らYouTubeをみる、これでは平等で