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北海道・道東の旅2021 1日目

2020年のコロナ元年、初めてキャンピングカーでの東北・北海道旅行を体験し、迎えたコロナ2年目の2021年夏休み。東京オリンピックが開催され、まだまだコロナで騒いでいる世の中を横目に、早々にキャンピングカーで北海道、知床半島を中心とした道東旅行を計画。

昨年、北海道を旅しているとき、北海道なら道東がいいよ~~。という声を至る所で聞き、今年は道東と決めていた。

そして、昨年都内でキャンピングカーを借り延々と東日本を走ったことでかなり移動時間が長く、ストレスに感じたため、今年は飛行機で北海道へ入り、現地でキャンピングカーを借りることに。

キャンピングカーの運転も過ごし方も2回目となれば親子ともども慣れたもの。
荷物はなるべく少なく。キャンピングカーレンタルと共に、寝袋を家族分借りることで寝具関連の持ち込みをなくす。

食事は重要と、昨年購入して便利だった鍋2つ(大鍋、お湯沸かす鍋)、直火対応のホットサンドグリル。そして食器セットなどは事前に段ボールに入れてレンタカー会社に送っておいた。

テーブルセットも借りたことで帰省先の関西空港から家族一人一人自分の着替えなど入ったバックパックを背負って北海道・女満別空港へ。

そこに迎えに来てくれていたレンタカー会社の方の車で美幌町の事務所まで。そこからキャンピングカーに乗り換えて出発。

まずは市内のスーパー”シティびほろ”へ。お目当ては店内にある100均。洗濯ばさみやラップ、濡れテッシュやタオルなどこまごまとしたものを購入。
そのままランチにお隣にある”ラーメン寶龍”さんにて昼食を食べる。
野菜がたくさんで美味しかった。

その後、網走方面に車を走らせ”オホーツク漂流館”へ。
漂流は実物に限ると期待していなかったが氷点下15度の世界を体感できる
流氷体感テラスでは濡れたタオルを振り回し一瞬にしてカチカチにする”しばれ実験”に子供たちがハマる。
また流氷の海の生き物”クリオネ”が可愛かった。

その後、”網走監獄”へ。
建築好きとしてはこのレンガ造りの歴史的建築は一見の価値あり。
西洋文明が混じった明治の香り漂う建築群は一部重要文化財にもなっており、よくぞ100年以上の風雪に耐えてくれたとは素晴らしい。

なかでも放射線状に広がる官舎はきれいに磨き込まれ窓から見える美しい木々の景色と相まって荘厳な雰囲気さえまとっていた。

この場所に刑務所を作ったのはロシアの南下を恐れた明治政府が囚人を本土から連行し、網走から旭川までに中央道路の開拓をするためだったからだとか。道路開拓後は鉄道、農地まで彼らの手によって北海道の土地が整備されていったそう。

その厳しい作業の過程で多くの囚人が亡くなったことも学んだ。
北海道開拓の歴史を去年はアイヌ。そして今年もここで学ぶことができた。

午後から小雨が降りだし、夏なのに相変わらず寒い北海道。

キャンピングカーは雨の際、キャンプ場に宿泊しても良いことが
ないことを去年の旅で学んでいたため、早々にキャンプ場宿泊を諦め、
町のはずれにある温泉施設”峠の湯びほろ”へ。

冷えた身体を温め、施設内で夕ご飯も食べ、寝る支度をしてそのまま
駐車場へ。ちょうどここの温泉施設にはRVパークが隣接されており、
私たち以外にもすでに1台停車していた。

RVパークは去年の旅で利用したことがなかったが、お隣さんは
電源をつなげて早くから電気燦々、テレビまで見ていたようで楽し気な奮起が伝わってくる。

我々も今回の旅ではRVパークを利用して電気の心配なく寝たいね。
と話した。




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