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ダニーデン23日目

今日も曇り空のダニーデンの朝。子どもたちをいつものように学校へ送り、午後からの一大イベントのために準備に取り掛かる。

明日は学校最終日。ということで急遽、長女の仲良しのお友達を呼んで手巻き寿司パーティーをすることにしていたのだ。

まずは、オクタゴン近くのスーパーNew Worldへ。ツナ缶を探してみているとツナ缶らしきものが数種類。

日本でツナ缶を購入するときはいつも同じブランドのものを購入していたので気にしていなかったが、こちらは同じブランドで、水漬け、油漬け、トマト&バジル風味?スモークフレイバー?唐辛子入り?みたいなものがある。いろいろ試してみたくなったが、シンプルに水漬けを購入。

それ意外にも子どもたちの大好きなスイカやアメリカンチェリー。大好きなポテトチップスや炭酸飲料を購入。

その後、道を挟んだところにあるアジア食品専門店へ。

クラスメートの上海ママに聞いたお店。日本食もたくさんあるよ。と教えてくれ何度か通っていた。米や調味料、納豆、日本のお菓子までまでなんでも揃う。

価格もそれほど高くなく、このお店の存在を早く知っていればケチケチ日本から持ってきた米を使わなくてもすんだのに。。。と思ったのだった。

ただ、日本からの直輸入というわけではなく、よく見るとラベル表示はすべて中国語の商品。つまり日本からの輸入品ではなく、中国で売っている日本食を中国から一括して輸入しているらしかった。

雪見大福や、コアラのマーチもあり、コアラのマーチは日本らしいかもと購入。

ちなみに、当時ニュージーランドドル1ドルは日本円で70円ほど。納豆3Pで3,5ドル。つまり約250円。日本では100円くらいなので、2倍ちょっと。

その後、お部屋の飾りつけをするようなギフトショップ(こちらも中国系?インド系経営者らしい雰囲気)に立ち寄り、お部屋をデコレーションする風船など購入。

そして、明日は学校最終日のため、担任の先生へお渡しするTHANKSカードも購入した。

一旦、家へ戻り、夫は風船をひたすら膨らまし玄関いっぱいに。デコレーション担当。

私は手巻き寿司の準備とお寿司が足りなかった用に、カレーライスも作っておく。

一通り準備を終えて、ランチへ。

Esplanade@セントクレア

天気が良くなったので(←本当に、ダニーデンの天気はコロコロ変わる。)、こんな天気の良い日は絶景をと大好きなセントクレアのカフェ”Esplanade”へ。

初めてセントクレアでランチをした際に、迷ったお店の一つ。
外観が古く、珍しくテラス席もないのだが、一歩室内に入ってみると
びっくり。

大きな窓から道路越しに広がる大海原が広がり、このあたりに住んでいるのであろう、大人な夫婦たちが食事をしていた。

もちろん、内装も落ち着いたデザインで、ところどころ昔のままの煉瓦がむき出しになっている壁などもステキだった。

食事もトマトベースの海鮮スープも美味しく、デザートのレモンタルトにはアプリコットを煮詰めたものと、アイスクリームもついていて大満足。

もちろん、すべてのテーブルの上には小さな花瓶が少しのお花とともにおかれていた。

手巻き寿司パーテイー

学校へお迎えに行き、長女を残してまず、下二人を車に乗せて自宅へ。

学校最終日前にして、長男が車の中でノリノリの英語”Oh! my god!"と。

初めて英語話した!と驚いていたら、今日は学校楽しかった~!と自分から言ったので驚いた。ようやく慣れてきたところなのにね明日でお別れ。

私と長男、次女を自宅に降ろし、夫は再び学校へ。学校で待つ、長女とそのお友達を連れに行く。

玄関いっぱいの風船には長男、次女がまず喜び。風船でひとしきり遊びだす。そんなことをしていると夫がお友達と長女を連れて戻ってくる。

夕ご飯にはまだ早く天気も良かったので、裏庭で子どもたちは遊んでいた。
そこで、長女のお友達の一人がプラムがなっていることを見つける。

すっかり忘れていたが、家のオーナーから初日に家を案内されたときに確かに、プラムの木があるから自由にとって食べてよいよ。と言われていた。

オーナーが差し出してくれたプラムはまだ酸っぱくて硬かったのだが、この時はすでに赤く色づき、一口食べるととても甘かった。

たくさんなっていたので、長女の友達が家族にお土産に持ち帰りたいが良いかと聞いてきた。なんて家族思いの優しい子なのだろう。もちろん、たくさん採って帰っていいよ。と袋を渡す。

また、長男が風船をお庭にだして遊んでいたところ、彼女が風船を外に出すのはよくないと言った。

なぜならば、風船が空に飛んでいき、いつかしぼんで頂上に落ちたものを動物が食べるかもしれないでしょう。だから風船は部屋で遊ぼうね。と優しく長男を部屋に誘ってくれた。

長女曰く、イーバというその女子は長女よりも体は大きいが、まだ10歳くらいで、あまり文字を書いたり計算を解いたりするのは得意ではないそう。

しかし、長女がクラスに入った時から、何かとお世話をしてくれてとても優しくしてくれたのだという。

もう一人は○〇という女の子。彼女もクラスでは大きい方の10歳。兄弟が多いとのことで、次女や長男とも一緒に遊んでくれ、とても優しい女の子だ。

もう一人招待していたが、直前で来れなくなってしまったということだった。

手巻き寿司はサーモンを中心に、アボガド、卵焼き、キュウリ。ツナ缶のツナ、そして納豆を用意した。海苔とすし酢(永谷園のすし太郎)は日本から持ってきていた。

庭で遊んでいた子どもたちと17時くらいから食べ始め、あっという間に酢飯がなくなった。なんといっても人気のネタはサーモン&アボガド。サーモンに関しては奪い合って食べていた。お味噌汁もお湯を入れるだけのレトルトの味噌汁をだしたが、こちらも好評。

納豆もすすめたが臭いでやはり食べれないとのことだった。
まだまだ食べれそうな様子だったので、カレーも出すと、こちらも美味しいと好評で良かった。

その後、デザートのスイカは再びお庭に出て。
私も小さな頃にやったスイカの種飛ばしゲームで盛り上がった。

この家に来て3週間。お庭で食事したのは初めてだったが、こうして活用できて良かった。

現地の子どもたちはどんな生活なのかと聞いてみると、だいたい18時ぐらいに夕ご飯を食べ20時半から21時には就寝すると言っていた。朝は7時くらいに起きるというから理想的な小学生の生活だ。

19時過ぎにはパーテイは終了し、お酒を飲んでいない私が運転し、長女とお友達を自宅まで届けた。

イーバの家は父親も母親も厳しいと聞いていたので自宅へ送り届けるとき、少しドキドキしたが、玄関まで出てきてくれて挨拶をしてくれた。

〇〇の家は、高台の広大な一軒家。父親が出てきて、母親が日本で遊びに行っていること。スキーをやりに長野にいるはずだと教えてくれた。まだまだ小学校に上がる前らしい小さな子供が二人、そして犬もいて、長女はしばらく犬と遊んでいた。

自宅へ戻り、子どもたちは、最終日の明日、担任の先生へ渡すカードを英語で一生懸命書いていた。

長男、次女は日本語で書いたものを私たちが英語に訳し、それをまねて書く。長女はグーグル翻訳片手に1人で書いていた。

それに加えて長女と次女のクラスでは明日学校で皆の前で最後の感謝のスピーチをする大仕事を先生から頼まれ、そのスピーチの練習もしていた。

担任の似顔絵も書いたり、とても素敵なカードが出来上がったのは深夜だった。



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