【インポテンツに効果的食材】にわとりの砂肝（砂嚢）のあれこれ

出典：Canva

カチコチ珍宝、気持ち良い射精の案内人、愛染典人です。
前回から始まった鶏シリーズの第３弾。
今回は、にわとりの砂ぎも（砂嚢）です！！
昔、砂肝と肝臓（レバー）は同じ物だと思っていました。
だって、肝の字を使っているんだもん。
そしたら、肝臓の事を色々な呼び方があるのかなと思ってしまうじゃないですか。
しかし、色々と調べると鶏の内臓で肝の字を使うのは...なんと４つもあるそうです。
肝臓、砂嚢である砂肝、腎臓である背肝、脾臓である目肝です。
大人になっても日々勉強ですね。ww
どうぞ、お付き合い下さい。

砂肝（砂嚢）とは
砂肝は鳥類、爬虫類、ミミズ、魚類に見られる消化器官です。食べたものを咀嚼（すり潰す）機能をもちます。全ての鳥類は砂肝を持ちます。砂肝では予め飲み込まれていた砂によって食べ物を咀嚼して胃に送ります。鳥類には歯が無く、口に咀嚼機能がないので食べ物をすり潰せません。その為、胃の前にある砂肝が咀嚼機能を担当します。その方法は事前に小石や砂を飲み込み咀嚼に利用します。これが砂肝の砂の名前の由来です。砂肝と呼ばれるのは砂嚢のある生き物の内、人間が食用とする鳥類の砂嚢だけです。

西洋医学的に注目の栄養素
①亜鉛
きました！！男性機能に影響が高い亜鉛。砂肝は亜鉛の含有量が多いです。亜鉛は精子の生成に必要なミネラルです。精子生成だけでなくDNAの合成に携わり、新しい細胞が作られる器官では必須のミネラルになります。更に味覚を感じる味蕾（みらい）細胞にも関与しており、不足すると味を感じなくなることもあります。
②たんぱく質
筋肉や臓器など体を構成する主要な栄養素であるたんぱく質の含有量がとても多いです。その為、砂肝の別名は筋胃と呼ばれています。
③ビミタンB１２
たんぱく質の生合成やアミノ酸の代謝、赤血球の生成にも重要な役割をもっていて、貧血予防に欠かせない栄養素です。ビミタンは野菜や果実に多く含まれていると思われがちですが、ビタミンＢ１２は植物性の食べ物に含まれず、魚介類や肉類、卵類に多く含まれます。

東洋医学的効能
①健脾胃・消食積
消化吸収の機能を促してくれます。食べ過ぎなどで消化吸収が間に合わず体の循環を阻害するものを排泄してくれます。
②渋精収尿
泌尿や生殖を司る機能を促し漏れることを防いでくれる為に早漏や夢精を改善し、夜中に尿漏れする遺尿を改善してくれます。

東洋医学的注意点

出典：Canva

『本草害利』に積あらば積を消し、積なくば人の元気を消し、堕胎す。と記載があります。東洋医学的に体の中に溜まるものを排泄してくれると記載しましたが、食べ過ぎると必要なものまで排泄してしまい逆にバランスを崩して不健康になる可能性があります。食べる量を考えながら、美味しく食べて下さい。

インポテンツに良い料理【　砂肝のアヒージョ　】
【材料】
砂肝（8～10個）３００ｇ、エリンギ２本，おろしにんにく１片以上（お好みで）
【調味料】
オリーブオイル１５０ｃｃ、塩適量、粗びき黒コショウ（お好みで）
【作り方】
①砂肝は真ん中で２つに切ります。エリンギは乱切りにします。
②オリーブオイルにおろしにんにくを入れ、弱火にかけます。
③砂肝、エリンギを入れ、たまに混ぜながら１５分ほど火にかけます。
④火を止めたら、塩や粗びき黒コショウを加えて、軽く混ぜたら完成です。
※ここにエビを入れると男性機能不全に更に効果的です！！！！

参考文献『東方栄養新書』『食材効能大辞典』

最後に、
勃起不全、早漏、快感が少ないなど、
男性機能不全の症状はあるがご自分の体質がどういう体質かわからない方、
気になる方、迷われている方は、
ぜひ、愛染堂にご相談下さい。

男性機能不全専門鍼灸院　愛染堂
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