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局アナ試験の書類審査が通過しやすい写真の特徴~その6~

こんにちは!

元NHKキャスター・相澤静アナウンススクールの相澤静です。

突然ですが、あなたは「プリクラ」ってご存じですか?
「プリント倶楽部」だったかな?

私が大学生の頃にこの「プリクラ」が流行り出しました。
当時はとても画期的でした。 

この「プリクラ」、初期の頃はそのままの姿・被写体の姿を「そのまま」映し出していました。

しかし、今の「プリクラ」は加工が過ぎて、もはや「誰これ?」という次元ですよね。

時々、大学時代の友人たちと集まったときに学生時代に戻ったように「久しぶりにプリクラ撮ろうよ!」なんて盛り上がってプリクラを撮りますが、あまりにも実物とかけ離れているため、撮った後に大笑いです(笑)。

そんな加工技術が発達している今、エントリーシートや履歴書に貼る写真や応募書類に添付する写真の「修整のし過ぎ」には要注意です!

撮影したカメラマンさんによっては「ここを修正しましょう」と提案してくれることもあると思います。

そのときに、ピョンピョンと立っているちょっと気になる髪の毛1~2本程度を消すのはありですが、顔の皺を消したり顔の色を変えたり、ウエストや足を細くしたり・・・など、明らかに「実物と違うでしょう」と思うような修正はしないようにしましょう。

私は以前、出版社の総務人事部で採用の仕事に携わっていた時期があります。

そのときに書類審査を担当していましたが、エントリーシートの証明写真と面接に来た本人があまりにも違い過ぎたということがありました。

あまりの違いに面接をした面接官たちも驚き、口々に「なぜ、あの写真をエントリーシートに貼ろうと思ったのだろう?面接で会ったら全然違うのバレるのにね」と言っていました。
私も同感です(笑)。

応募者の立場に立つ「より美しい写真を提出したい」「より素敵に見える写真で応募したい」という気持ちは分かります。

では、面接官の立場に立ってみたら、どう思うでしょうか?

エントリーシートや履歴書に貼ってある写真と面接に来た人があまりにも違ったら?

あなたはどう思いますか?

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