生存報告(2024/06/30)(ここ最近で良かった言葉)

ここ最近で良かった言葉

このひと月ほどで聞いた誰かしらの発言の中で、良かった発言を並べてみる。

今別府直之

6月23日放送の『マルコポロリ!』メッセンジャーあいはら被害者の会。あいはらの悪事を暴露するというテーマで紹介するエピソードがことごとく弱く、かつピントがずれているため、全員からツッコまれる今別府。だが一才動じることなく落ち着いた様子で口を開き、「マルコポロリ毎週見てるから。みんなこんなもんやから」。これぐらいの神経の太さというか、諦観のようなものが、大事なんだろうなと思った。「みんなこんなもんやから」精神。
同日の番組では、武川アナウンサーからのタレコミ、パラちゃんが武川さんの年齢を(9月生まれでいま現在まだ55歳なのに)「来年57歳」と表現していたというのもしびれた。発想の根本が意地悪すぎる。あと6月2日放送のTHE SECOND戦士集結SP回で、番組最後に「我が心のジョージア」を熱唱するぼんちおさむ師匠を見る表情も最高でした。

誠(ヨネダ2000)

『王様のブランチ』での物件紹介のコーナー。子育て世代に優しい物件を紹介する際、実際に小さな子どもと一緒にロケをしていたのだが、その子どもに対しての質問、「育てられる側としてどう?」。別に毒舌ってわけではないんだけど、でもそんな言い方すんなよっていう面白さ。人を育てる側と育てられる側に分類するっていう、それ自体が絶妙に面白かった。

飯尾和樹(ずん)

6月16日放送の特番『妄想移住ランキング』、ロケで伺ったご自宅でU字工事の福田がバイオリンを披露。おせじにもうまいとは言えない。そこでの飯尾さんの一言、「3才なら天才だけどね」。これはちょっとすごかったなー。こんなポジティブな角度で物事を見られるのかという。飯尾さんの名言日めくりカレンダーあったら絶対買うから誰か作ってほしい。

ケンドーコバヤシ

5月31日放送の『座王』。「『BTSってなんのことか知ってます?』と聞かれた西川きよし、何て答えた?」というお題の発表を受けての一言、「リアルに寄せてもエンタメに寄せても面白いですよね」。こういう場面で「プロレス」って言葉を使わずに本質を伝えられる表現として、これ以上はないなと思った。

古賀紗理那(女子バレー日本代表キャプテン)

ネーションズリーグで史上初の決勝進出を決めた直後、決勝戦に向けてのコメント。「そういう(世界一を狙える)チャンスは人生でほとんどないと思うので、明日はしっかり楽しんで試合したい」。「明日はしっかり」の後に「ミスなく」とか「全力を尽くして」ではなく、「楽しんで」って言葉が続くのがこれからの時代を感じさせて素敵だった。

観たものなど

6/5 にゃんこスター初単独ライブ「飛拳」(座・高円寺2)
6/26 髙木三四郎 vs スーパー・ササダンゴ・マシン ワンマッチ興行(新宿FACE)
6/30 エル・カブキ 60分漫才で2024上半期を振り返る単独ライブ 「シン・エル歌舞伎町」(新宿バティオス)

そのほか(箇条書きで)

・人の発想や行動は驚くほど自らの知識に依存している、つまり知らない事象が絡んでいるとそもそも発想すること自体が難しいのだが、同時に人は、自分が何を知らないかを独力で知ることが出来ない。だから、勉強は大事、という当たり前の結論。
・6月15日放送の『ものまね紅白』、クリカンの新ネタが泉房穂・元明石市長っていうのがやっぱ震えたし、エハラマサノリがCreepy Nutsの上手いだけのモノマネを披露するパート、宮迫感あった。

ネット記事など

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(2024/5/31〜2024/06/30)

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