ベルリン発、寿司バーガー
パリを出て、週末はベルリンの友人のうちに滞在している。
ちなみに夫は、先にライプチヒのアパートに戻って、早速DIYをはじめる模様です。
ベルリン在住の大学の同級生が、ドイツ人が考案した寿司バーガーをふるまうイベントがあるときいて、行ってみることに。
ドイツ人って、日本にそれほど興味がないのかと思ったら、食べたこともないのに見よう見まねでラーメン作ってお店をオープンする人がいたりして面白い。
友人は、ワーホリでドイツに来たあと、滞在を延長するため学生ビザに切り替え、これからフリーランスビザを申請する予定だそうだ。
せっかくフリーランスをやるなら、和食のカフェとかフードトラックとかやりたいね!と常々話している。
寿司バーガーも、そのリサーチの一環。
イベントというから、どんなものかと思ったら普通のカフェで、この日はメニューに寿司バーガーがある、という感じだった。お味噌汁なんかも一応ある。
スペシャルをひとつ頼んでみんなで分けることに。お酒と梅酒と生姜シロップのジュースも頼んだ。
運ばれてきたお酒は水で薄めてあった。でもワンカップくらいの量があって3.5ユーロだし、アルコール度数も低くなるら、飲みやすくて意外といいのかもね、なんて話す。
ただ、メニューに日本酒とか梅酒って日本語で書いてるだけで、ドイツ人の店員さんはおろか、お客さんも読めない状態だったけどね…
梅酒なんて、アップルストュルードル(ノンアルゴールのシードルみたいなやつ)って言われて出されたし。
飲み物は来たけれど、そこから待てども待てども寿司バーガーが来ない。。。
1時間くらい待ってもこないので、飲み物だけ払わせてと伝えに行くと、あと2分で渡せるから持ち帰らない??と聞かれた。それなら、とお願いすると、またそこから10分ほど待った。ドイツ人が時間を守らなかったのは、私の人生でこのときが初めて。
ただ、寿司バーガーのあまりの反響か、店内は混んでいて、外にどんどん席をつくっても足りず、他の人の食べているのを見る限り、作るのにすごく時間がかかりそうだった。友人は、ドイツ人がテンパってるのを初めて見たと言っていた。
そんなこんなで、諦めかけたときようやく念願の寿司バーガーが。
ポテトは焦げてて冷たかったし、とろっとした醤油風味の謎ソースともあまり合わなかった。
でもバーガーはおいしかった。座って食べている人たは、ナイフとフォークを使って食べていたけど、持ち帰りにしたのでかぶりつくしかない。思い切ってかふりつくと、照り焼き味の厚揚げや、アボカド、スモークサーモン、アスパラ、クリームチーズなどなど、具沢山でおいしい!
でも寿司というけど酢飯でもないし。。。
これ、おにぎりじゃね??と気がつく私たち。。。
在ベルリン日本人たちはそれに気がついていたからか、店内ごった返していたのに日本人は私たちだけだった。
でも大人気だから、レギュラーメニューにするみたいです。coco liebeってカフェで食べられます。興味ある方はぜひ!
私たちはこのあとベトナムレストランに足を運びました(笑)