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仲間とわいわい交流しながら愛食文化について考える。aiyueyo gift完成記念イベントレポート

2022年9月8日、フードカタログギフトaiyueyoがついに公式WEBサイトにて販売を開始しました。同日にはaiyueyogiftの完成を記念したイベントがおいしい未来研究所にて開催されました。当日は#私とaiyueyoのハッシュタグでSNS上でも盛り上がりました。

イベントではaiyueyoを応援する仲間にいち早くなってくれた19名の方々とお祝いし、aiyueyo giftに載っている商品を実際に試食しました。また、代表のあべなるみよりaiyueyoへの想いや成り立ちなどお話しさせていただきました。
今回は当日の様子をお伝えします。

オープニング


会場に入るとaiyueyo giftに掲載されているフードのディスプレイが皆様をお出迎え。参加者の皆様は席に分かれて会話を楽しまれていました。

オープニングでは代表あべなるみよりaiyueyoの成り立ちや想いについてお話させていただきました。

「TUMMY株式会社は2019年に創業して、もうすぐ丸4年経ちます。栄養摂取だけが食の価値なのか、食料生産だけが価値なのかという義憤とこれまで向き合い続けてきました。農産物がコモディティ化していく、価格が上げられない、命に対する思いが評価されにくいという作り手さんの想い、そして食べる喜びが少なくなってきてしまっている食べ手の想いを考えた時、命への愛を価値にし、感情の乗ったフードシステム作りにチャレンジしたいと思いました。
そこで生まれたのがaiyueyo、という事業です。」


「愛食文化を広げるべく、WEBメディアをaiyueyoに統合し、皆様に愛食体験を届けるカタログギフトaiyueyo giftを立ち上げました。そして無事、本日販売を開始することができました!コンセプトは、愛を繋ぐバトンギフトです。3つの特徴として、①掲載基準はいのちに対するリスペクト(=愛)があるか、②フードの背景にある愛を綴ったエッセイ集のような冊子、③手間なくおいしく食べやすいものをセレクト、を大切にしています。特に3つ目の手間なくおいしくについては、みなさまのご意見もいただきながらさらに追求していきたいと思っています。」


当日はaiyueyo gift掲載のフードを一部ご用意し、皆様に試食いただきました。


参加者の皆さんはご歓談されながら、aiyueyo giftの食事を楽しんでいました。

トークイベント

もう一つのお楽しみコンテンツのトークイベント。登壇者は、冨澤ファームの冨澤剛さん、西野知佳さん、加納理沙さんです。
インスタグラムにてイベントアーカイブが残っているのでぜひご覧ください。

(左より加納さん、西野さん、冨澤さん)

愛されて作られたものを愛ごといただく愛食文化。aiyueyoでは愛食の世界をつくるには、3つの立場の方々が揃って初めて広げられると考えています。1つが愛を感じながら食べてくれる『愛イーター』、2つ目が愛食を愛ごと届ける『愛ワーカー』、3つ目が愛を込めて作る作り手『愛ファーマー』
加納さんには愛イーター、西野さんには愛ワーカー、冨澤さんには愛ファーマーの視点からそれぞれお話いただきました。

愛イーターの加納さんは、最近食と健康に気を遣うようになったそうです。

「愛に満ちた食べ物はあったかい、おいしいし満たされてるなと思います。もともとは仕事が忙しくて3食コンビニに頼ってしまっていました。自分でも料理する時間を増やしたいなと思って、今いろんなことに挑戦してて最近はぬか漬けにはまっています。料理は家族と住んでいるのでみんなで協力しながら作っています。aiyueyo giftで愛食を体験してから推し農家さんが増えてきて楽しいですね」


愛ファーマーの冨澤さんは、東京・三鷹で農業を営んでいます。農園の野菜をたっぷり使ったパウンドケーキはaiyueyo giftにも掲載されています。

「パウンドケーキ作りはコロナで休業になったレストランのために何かできないかと考えて始めました。このレストランの方たちがよくうちの畑に援農に来てくれていたんです」

10年前から援農を受け入れている冨澤さん。援農の仕組み化をしたいと考え、aiyueyoブランディングを依頼されたようです。

「ハードワークな農業を無償でお願いするのも心苦しかったんですが、みなさんすごく楽しそうに作業されていたんですよね。それじゃあ、そういった時間を提供できれないいのかなと考えて援農を仕組み化しました。分業体制を考えたり、受け入れのための仕組みを整えた結果、今では最大30名は受け入れられる体制が整いました。」

「愛ファーマー、いわゆる僕らみたいな農家はどちらかというと職人でして、アウトプットが苦手な方が多いと思うんです。だからこそ愛イーター、愛ファーマーさんの存在が心強いですね。食べてくれてかつ発信してくれるのが本当に嬉しいです」


冨澤さんのような素敵なファーマーさん。お節介でもその魅力を伝えていきたい。その担い手となるのが愛ワーカーさん。愛ワーカーの西野さんは、現在広報を中心にaiyueyoプロジェクトに関わっています。

「ご機嫌に働きたいと今まで試行錯誤してきましたが、aiyueyoに関われている今まさに実現できていると思います。愛食を広げることとご機嫌に働きたいことが繋がっています。先日開催された愛食サミットで冨澤さんとご一緒したのですが、その時にパウンドケーキをいただきまして。作られるまでの背景のストーリーを聞いたら思わずときめいてしまい、すごい食体験だと思いました。普段の食生活にも変化がでていて、このお肉はこの人から買いたい、この野菜はあの農家さんからいただきたいなど推し農家ができるようになりました」

最後は代表あべなるみの言葉で締めさせていただきました。

「愛ワーカー、愛イーター、愛ファーマー。愛食はそもそも冨澤さんのように愛を持って育ててくれる愛ファーマーさんがいないと実現はできませんが、お節介にも広めたり言葉にする方がいないと愛食文化は広がっていきません。
こんな素敵な愛ファーマーさんを埋もれさせたくない!と思います。
お節介になればなるほどこの魅力は、愛食文化は広まっていくと思います。本日お越しいただいてる皆様もぜひお節介側に回って、一緒に愛食文化を広げてくれたら嬉しいです

参加者の声




aiyueyogiftは公式ホームページで販売中です。ぜひ大切なあの人に感謝の気持ちを添えて、自分へのご褒美に。aiyueyo giftで愛食体験をお楽しみください。
そして私たちと一緒に愛食文化を広めていただけると嬉しいです。


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