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土を耕す

こんにちは、藍屋テロワールの湯浅です。
先日、植えた種は無事発芽して一安心しているところです。
そしてこの時期は、発芽し、すくすくとビニールハウスの中で育っている藍たちを植える畑を耕しています。
土づくりは、12月ぐらいから始まります。
山野町にある牛舎のたい肥を畑にまいてその後トラクターで畑をひきます。
冬の牛のたい肥は発酵していてホカホカであったかいです。
そんなたい肥を軽トラの後ろに山盛りに積んで畑にまく。
僕はたい肥をまくことをたい肥投げ祭りと呼びます。
たい肥をまくときだけあたり一帯がちょっと臭くなります。
スコップでひたすらにたい肥をなげてはトラクターでひいての繰り返し、土づくりの大変さを身にしみて感じた冬でした。

春になってくると鳥のたい肥をまきます。
鳥のたい肥は栄養が多く含まれているので、牛のたい肥で土づくりを行い、鳥のたい肥で栄養のある畑にしていくそうです。
そして、鳥のたい肥も同様、強烈ないい香りがします。
個人の体感的には鳥のほうが臭い。。。
そうやっていってこの時期は畑を土を作っていくのです。
この冬から僕もトラクターを乗り回し、トラクター歴早3ヶ月となりました。
町の人からも僕のトラクターさばきが様になってきたと言ってもらえるようになってきて嬉しく思っています。
畑の中でのトラクターはとてもゆっくりと動きます。
山野の自然の中で、鳥の声を聴きながら、時に川の音に耳を傾けながら、これから作っていきたい藍染めの製品について考えに耽ています。
そんなトラクターもおもしろいのが、ただ畑をひけばいいのではなく、タイヤの跡が残らないようにひくことが乙だそうで。
ただひければいいじゃないかと思っていたのですが、タイヤ痕が残っているところは次の日土が固くなっていたりと、やはり理由があるんだなあと思いながら、どうにか綺麗に畑をひけるように少しずつなってきました。
そして自分がトラクターをひきだすと、周りにある畑も目が行くようになって、ここは綺麗にひけているなぁなんて感心することも多々あります。そんな畑を見たとに自分の引いた畑を見るとまだまだだなとも思うのです。
そんなこんなで植え付けまでの間、冬の時期から、土づくりを行っているのが今の時期です。
だんだんと暖かくなってきて、芽もすくすくと育ってきてはやく植え付けをするのが楽しみです。
今日はそんな土を耕すという初めての冬を越し、春の準備をしている湯浅の覚書のようなnoteでした。

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