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切り抜き動画のハッシュタグは何を入れればいい?

YouTubeのハッシュタグが14個あたりを上限として、沢山入れた方が良さそうです。思ったよりも多くタグを入れた方が良いということで、逆にどんなタグを入れれば良いか悩んでしまいますね。ここでは、入れた方が良いタグを実際の切り抜き動画のデータから調べてみたいと思います。

↓ハッシュタグの個数の目安

よく使われるハッシュタグ

まずは取得したデータをざっくり眺めてみます。切り抜き動画に付けられているタグを使ってワードクラウドを作成しました。タグの名前の大きさは、そのタグが付いている切り抜き動画の多さを表しています。

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トップ5は「ホロライブ」「にじさんじ」「切り抜き」「ホロライブ切り抜き」「にじさんじ切り抜き」で箱の名前や切り抜きであることを表すタグが付いていることが多い様ですね。また、VTuberの名前をタグを入れている動画も多そうです。このあたりは予想通りではないでしょうか。

タグの分類

上のワードクラウドに現れている「兎田ぺこら」「さくらみこ」は別のタグですが、VTuberの名前という意味では同じ意味のタグになります。どんな種類のタグをつけると再生されやすいかを知りたいので、まずは、タグを種類別に分類します。下に分類の例を示します。

箱タグ:ホロライブ 、にじさんじ等
切り抜きタグ:切り抜き、ホロライブ切り抜き等
名前タグ:兎田ぺこら、さくらみこ等
配信タグ:ぺこらいぶ、生スバル等
VTuberタグ:Vtuber、バーチャルYouTuber等
ゲームタグ:apex、minecraft等

おすすめのタグ

入れた方が再生数が増えるハッシュタグを見てみましょう。下のグラフは「箱タグ」「切り抜きタグ」「名前タグ」「配信タグ」のそれぞれについて、タグが入ってない動画(左)とタグが入っている動画(右)の再生数をバイオリン図と箱ひげ図で表したものです。これらのタグはいずれも入れた方が再生数が伸びる傾向にありそうです。

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特に「箱タグ」「切り抜きタグ」「名前タグ」は、多くの切り抜き動画に共通してつけられているタグであり、みんなが入れているタグにはちゃんと意味があるということですね。

おすすめできないタグ

逆につけると逆に再生数が減るハッシュタグを見てみましょう。下のグラフは先ほどと同様に「VTuberタグ」「ゲームタグ」について、タグのあるなしで再生数を比較した図です。

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今やVTuberは個人勢も含めると無数に存在するようになったため、単にVTuberであることを表すタグを入れても範囲が広すぎてユーザーにとって有益ではないということでしょうか。

また、「ゲームタグ」も再生数に結びつかないのは意外でした。ゲームタグで動画を探すユーザーは、ゲーム自体にコンテンツとしての魅力を感じていて、VTuberの動画を探している訳ではないというミスマッチが起きているのでしょうか。

タグはユーザーの求めているものを表せる様に上手く絞る必要がありそうです。

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