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切り抜き動画の概要欄は何文字書けばいい?

YouTubeで動画の一覧表示を見ると、サムネイルとタイトルは表示されますが、概要は表示されませんよね。そのため、概要はそんなに重要じゃないのかなと思いがちです。実際、切り抜き動画では、元動画のリンクを概要欄に貼るだけの最小限の動画も多く見かけます。

概要欄はしっかり長く書いた方がいいでしょうか?それとも短く書いた方が良い、もしくは変わらないのでしょうか?ここでは、データに基づいて再生されやすい概要欄の特徴を調べてみましょう。

概要欄は何文字が良い?

YouTubeの概要欄は最大で5000文字まで入力することができます。最大まで書くと原稿用紙10枚以上の非常に長い文章になりますが、ここまで書き込む人はほとんどいないでしょう。では何文字くらい書くと良いのでしょうか。

下のグラフは、切り抜き動画の概要欄の長さの分布です。棒グラフはヒストグラム、曲線は累積分布を表しています。90%近くの切り抜き動画は1000文字以内に収まっていて、約半数の動画は300文字以内に収まっています。やはり5000文字いっぱいまで使う人は極々少数ですね。

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続いて、概要の長さと再生数の関係を見てみましょう。下のグラフは横軸が概要欄の長さ、縦軸が再生回数を表しています。青い曲線は回帰曲線です。

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概要欄の長さが1000文字以下の場合は、概要欄が長くなるに連れて再生されやすくなる傾向がありそうです。特に600文字辺りまでは、概要欄の長さが再生回数に大きく影響しています。1000文字を超えると、再生回数はほぼ横ばいになっていて、それ以上書いてもほとんど効果はなさそうです。

概要欄は1000文字辺りを目安にして、最低でも600文字程度は書いておいた方が良さそうですね。

リンクは貼った方がいい?

切り抜きの元になった動画のリンクを載せるのは当然のことですが、他の切り抜き動画や、チャンネルのページなど様々なリンクを概要に載せているのをたまに見かけます。リンクは沢山貼った方が良いのでしょうか?

リンクの数と再生回数の関係を調べてみましょう。下のグラフは横軸をリンクの数、縦軸を再生回数としています。

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グラフを見ると、リンクの数は25個程度の動画が最も再生されていそうです。また、7個以下の時は、リンクの数が増えるに連れて大きく再生数が増えているのが分かります。このことから、概要欄にはある程度多めにリンクを貼っておいた方が良さそうです。


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