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CanvaのAIツール magic write が日本語対応したけど…

初心者にも使いやすいデザインツール Canva にもAIツールが実装されました。

Canva では、「AI」という言葉は使わずに、「magic」という言葉で、各種AIツールを提供しています。

Canva のAIツールの中には、「magic write」という、AIライティングアシスタント機能があります。

「magic write」は、2023年に日本語に対応しました。

無料版 Canva(Canva Free)のユーザーは、「Magic Write」を25回お試しで利用することができます。

25回のお試しは、実際に使ってみると、あっという間に終わってしまうと思います。

Canvaの有料版である「Canva Pro(月額1,500円)」に加入している人であれば、「Magic Write」を最大250回/月(請求日に更新)まで利用できるようです。(無制限ではないのですね…)

文章作成ツールではないCanvaにも「magic write」という、AIライティングアシスタント機能が追加されたことで、文章作成でもCanvaが使えるようになりましたが、その実力を簡単にテストしてみました。

Magic Writeとは

Magic Writeとは何ですか?

Magic WriteはAIに対応したライティングアシスタントで、誰もが文章コンテンツを簡単にすばやく作成できるようになります。SNSの投稿、ビジネスプラン、Webサイト、ブログ、詩、ジャーナル、クリエイティブな文章など、さまざまな用途に利用できます。入力したテキストプロンプトをもとに、文章、段落、リスト、アウトラインなどを生成することができます。

Canva ヘルプセンター

Magic Writeとは何ですか?

Magic Writeは、ユーザーが文章作成を支援するための知的アシスタントです。文章の言語は、ユーザーが希望しない限り、ユーザーの入力言語に準じます。Magic Writeは、チャットのようなやりとりをせずに、最良の回答を提供し、親切で含蓄に富んだ言葉を使います。

Magic Writeによる生成

ChatGPTのように、チャット形式で、やり取りができるのではなく、プロンプトごとに独立した文章生成をするツールのようです。

それでは、ためしに、「Magic Write」についての記事を書いて書いてもらいましょう。

CanvaのMagic Writeについて500文字で記事を書いて下さい。

CanvaのMagic Writeは、AI(人工知能)を使用して文章を自動生成する機能です。この機能は、文章の目的やトーン、読者層などを選択することで、最適な文章を生成することができます。Magic Writeは、ブログ記事、広告、SNSの投稿、プレゼンテーションのスライドなど、様々な用途に使用することができます。また、CanvaのMagic Writeは、多言語にも対応しており、日本語を含む20以上の言語で使用することができます。これにより、多言語対応のグローバルなコンテンツ制作が可能になります。CanvaのMagic Writeは、コンテンツ制作の効率化に役立ち、ユーザーのクリエイティブな活動をサポートする優れたツールです。

Magic Writeによる生成

318文字でした。
日本語は2バイト文字なので、1000文字で試してみました。

CanvaのMagic Writeについて1000文字で記事を書いて下さい。

CanvaのMagic Writeは、文章作成を手助けするAI機能です。この機能を使うと、タイトルやテーマに応じて文章の構成や言葉遣いを自動的に提案してくれます。また、Canvaのライブラリから画像を選んで文章に組み合わせることもできます。Magic Writeは、時間の節約やクリエイティブなアイデアを得たい場合に役立つツールです。ただし、機能には限界があり、完璧な文章を作り出すためには人間の目や感覚も必要です。CanvaのMagic Writeを使うことで、より効率的かつクオリティの高い文章を作成することができます。

Magic Writeによる生成

今回は262文字で、先程(500文字指定)よりも短くなってしまいました。

1500文字で書き直して下さい。

ご要望いただきありがとうございます。1500文字に書き直すには、具体的に何を書き直せばよいかについての情報が必要です。何か特定の文章やテキストについて書き直しを希望された場合は、その詳細を教えてください。そうでない場合は、どのような種類の文章を書き直してほしいのか、例えばニュース記事、レポート、小説、広告などをお知らせください。詳細を教えていただければ、お手伝いさせていただきます。

Magic Writeによる生成

やはりチャット形式でのやりとりはできないみたいです。

まとめ

Canva はデザインツールなので、文章生成の「magic write」に関しては、それほど期待しないほうがいいと思います。

Canva Pro に加入している人であれば、月に250回という制限はありますが、追加料金なしで利用することができますので、使ってみてもいいかもしれません。

しかし、「magic write」のためだけに、Canva Pro に加入する必要はないと思います。

文章生成の「magic write」に関しては、オマケ程度に考えておくといいと思います。

文章生成に関しては、当たり前ですが、ChatGPT や Notion AI を利用したほうがいいでしょう。

もちろん、デザイン系の「magic design」のほうは、使えると思いますが、これから Canva Pro(月額1500円)への加入を検討している人は、Adobeの「Adobe Firefly」の日本でのリリースを待ってから、決めても遅くはないかもしれませんね。


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