全部嘘だったら
どんなにいいだろう
知りたくない歴史。
全部嘘だったらどんなにいいだろう
よからぬことを、知らなかったという過去は変えられない。
よからぬことを知ることは苦しみを生む。
清いと思って飲んでいた水が泥水だと知らずに飲み続けるのと、
氣づいて泥水の井戸を棄て、
上から下から内から外から
悶えて排出し、
それからは限られた清水を探して生きていくのと、
わたしはどちらが幸せだろう
知らなかったことを学んで
ヒトは成長していくのだから、
これは喜ばしいことに違いない。
苦い薬を飲むように、
事実を受け入れ、
毒を排し、
身体を愛していこう
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