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2022夏ペルー渡航(3)セルバ料理

もう2023年も終わりになります。
この記事は2022年夏の帰国後すぐ投稿するため下書きに入れていたのですが、帰国時にPCR検査の関係で急遽一便遅らせることになるなど慌ただしく、空港の受付で問答したり泣いたりしているうちに下書きのことをすっかり忘れてしまっていました。
せっかく書いたので、今更ですが当時の下書きをそのまま公開しようと思います。

--以下2022年9月に記述--

マイナーペルー料理 セルバ編

今回はペルー料理の話です。
ペルー料理というとロモサルタードなど皿に大量に盛られたじゃがいも肉炒めのイメージが強いと思いますが、地域によってかなり毛色が違います。
この日本でのイメージはおそらくリマやクスコなど比較的乾燥した地域のもので、今回私が滞在したアンデス山脈東側のアマゾン地域ではまた全然違うものを食べていました。

①バナナ

滞在したペンションの庭にはもりもりバナナの木が生えていて、収穫されたバナナがほとんど毎日3食出てきました。
バナナはスペイン語でもbananaですが、こちらのバナナはplátanoと呼ばれていて、全体的に小ぶりですがかなりの種類があります。

右奥と左下がバナナゾーン

詳しく聞いたわけではないですが、ざっと見た感じ
・日本と同じく外側が黄色く甘い
・外側は緑だが中は黄色く甘い
・外側は緑で中も白く甘くない
といった3種くらいが食卓に登っていました。

バナナを潰してカリッと焼いて塩味で食べる料理があり、多分甘くないバナナはそういうおかず用に使っているのだと思います。かといって甘いバナナは完全にデザートかというとそうでもなく、バナナ揚げは甘いものを甘じょっぱく味付けしています。日本の米の扱いとかなり似ていて、何にでも合わせるイメージでした。

目玉焼きの下にあるのがバナナの潰し焼き カリッとして分厚いポテチみたいで美味しい
甘じょっぱいバナナ揚げ これはクスコでも食べたから割と普遍的?

②米

これまでの写真でお気づきの方もいるかもしれませんが、次に印象的だったのは米を食べる機会の多さです。
ペルーの主食というとトウモロコシやジャガイモという印象が強いと思いますが、今回一番食べたのは米でした。
ペルーでも暖かい地域では結構米が取れるようです。

毎日大盛り

見たところ長粒米ですが、パサパサ感もなく味は日本で食べる米とあまり変わりません。
しっとりさせるために油を入れて炊いているという話も聞きました。日本で便秘の人はこの油のおかげでお腹の調子が良くなるそうです(?)

クスコにいた時は米もありつつパンやパスタの日も多かったので、これだけ頻繁に米を食べられるのは標高の低いセルバならではじゃないでしょうか。日本人にとってはありがたい話ですね。

その他料理

本当は他にも色々料理があるのですが、長くなってきたのであとは写真をたくさん貼って終わりにしようと思います。
今回の旅行では、基本的に調査地近くのペンションでご飯を出してもらっていました。
ペンションに大家さんたち一家も住んでいて、食卓は分かれていますが同じメニューを食べていたのでかなり家庭の味を楽しめた気がして嬉しいです。

それでは、食卓の雰囲気をお楽しみください。
ありがとうございました。


豆料理 ピンクの野菜は何かの漬物みたいでした
チャーハン これが出る日は嬉しい
卵と野菜とかを混ぜて焼いたもの トルティーヤ(?)


スープパスタ このパスタのくたくた具合は意外と恋しくなる
パスタ
トルティーヤにハムトッピング



これが好き! ツナと紫玉ねぎのマリネみたいな味

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