大学4年間

大学生が終わった。
かなり楽しかった。いや、超超超楽しかった。

中学生の時は早く高校生になりたいと思っていたし、高校生の時は部活三昧で楽しかったけど、理想の姿はまた別にあった。

人生で初めて今が1番楽しいと思えた大学生活。親元を離れて一人暮らしを始め、行動範囲が一気に広がった今までと全く違う生活。

地方出身からすれば、電車で移動することがまずすごいことで、そしてなんといっても人の量が恐ろしくもあり、都会を象徴しているようでもあった。

駅ごとに街の雰囲気が違うというなんと素晴らしいシステム。古着の下北沢や海がある江ノ島など、ほんっとになんでもあるなと思った。

でも結局は田舎が好きだ。路面電車があったり、時間の流れ方がゆっくりで、落ち着く。

先日初めて銀座に行ったが、嫌な街だと思った。人しかいないし、店はほとんどガラス張りで、ブランドブランドブランド!!

銀座はヤな街って連呼してたら母親に笑われた。

それでも就職先を都内に決めたのは、やっぱり惹かれるものがあるからだ。

田舎にはない空気感、店、人。

都会は住むにはよくないんだろうなぁ。通うのがちょうどいい。

そんな、都会ではないけど地方民からしたら都会の大学生活も一区切り。

学校で学んだことってなんだろう?ってよく考えたけど、結局いつも結論は出ない。

学校以外での学びが多かった。コロナ、就活、バイト。

あっという間っていうことでもないけど、早かったなあ。

楽しかったなあ。本当に。

何回も何回も思うけど、私は人に恵まれている。大学でも友達の枠を超えた友達に出会えたし、バイトでも尊敬する人、今まで会ったことのない人、いろんな人に出会った。そして何よりみんんんな優しい。

社会人になってもいろんな人に出会うんだろう。でもちょっと心配。恵まれ過ぎている環境で育っているからちょっとの人間関係の歪みで躓いてしまいそう。

いい加減大人になろうと思った。
変化するのを楽しめる心の余裕を持ちたいと思った。

さっき退去点検をして、まさかの物干し竿が自分のものとは知らず、そのままおいてたら持って帰ってくださいって言われ、この細長いの2本どうしよっかなぁー、と思い公園に座っている。

社会人生活は、物干し竿みたいに見た目はヒョロヒョロしててもいいけど実は硬くてしっかりしてる、みたいなのを目指します。

ありがとう大学4年間。

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